アラ還女子のゆるゆるハイキング 主に関東近郊

いろいろあるけどすきを見て山を歩いています

遭難を防ぐ情報収集:遭難ダメ絶対!書籍編

遭難ダメ絶対シリーズ第2弾です。実は私が誘って山歩きを始めた友人がいるのですが、教えるまでもなく遭難本を読むようになっていました。情報としても怪しげなYouTubeを見るよりも正確性の点で書籍の方が良いと思います。随時追加していきます。

 

小尾和男さんの書籍

山と渓谷などでライターをされていた、小尾和男さんの電子書籍Kindle Unlimitedで読めます。実は以前から豊後ピートのブログを読んでいたので、書籍化した際には早速読みました。足元ではなく登山道を見ながら歩く、特に後ろを振り返りながら歩くのも大事、なぜなら上りと下りで登山道の見え方は違うから、という趣旨の内容は今でも実践しています。実際に分岐で曲がるべき場所を直進してしまった時に役立ったことも(直進する前に気づかないといけなかったのですが)。

 

他にもKindle Unlimitedで無料で読むことがたくさん。月額980円ですから月刊誌「山と渓谷」を1ヶ月に1冊読めば元が取れる計算。すごい!でも私は紙派なので印刷版があれば紙の本で読むことが多いです。

www.amazon.co.jp

羽根田治さんの書籍

遭難系ノンフィクションといえば羽根田治さん。以前の記事で「オサムの”遭難に遭う前に、そして遭ったら」というHPを紹介しましたが、そのオサムさんです。山と渓谷社の「ドキュメント遭難」シリーズを始め、数多くの書籍を出されています。

この他にも多くの書籍がありますが、山と渓谷社数冊と他の出版社から数冊選びました。文章量は多いですが読みやすいのでぜひ。

羽根田治さんはベストセラー「これで死ぬ」の著者でもあります。

この2冊は「ドキュメント」シリーズとは異なり、イラストが多用されてわかりやすい作り。逆に言えば文字量が少なく、がっつり読みたい私には物足りない。でも、長文を読むのが苦手な人も多い昨今、このような形の注意喚起は大事なのでしょうね。

金(こん)邦男さんの書籍

こちらも以前動画の記事でご紹介した金(こん)さんの書籍。元警視庁・青梅警察署山岳救助隊で勤務されていた時の経験が詰まっています。(今年お亡くなりになったそうです。ご冥福を祈ります

金さんの本は、奥多摩の山を歩くなら読んだ方がいいです。奥多摩の山はこの本で紹介された遭難事例がきっかけで通行止めのロープが張られ流などの整備がされているところも多そうです。実際に現地を通ると、(例えばですが)ロープがなければ進んじゃいそうだな、という場所ばかりでした。東京の山、本当にあなどれないんです。

上記の本は今まで出版された金さんの本の内容をまとめた総集編。元の書籍は絶版となっているようですので、このような形での発行はありがたいです。金さん、実は天皇陛下奥多摩のガイド役を務められていたそうです。すごい!

その他の方の書籍

これは読んでないのですが、今読みたい本。羽根田治さん監修で、遭難しないためのコラムも掲載されているようですよ。

 

積読本は多いのですが、遭難本はついすぐ読んでしまって、他の本が後回しになりがちなのが悩みです。

 

 

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平山城址公園から長沼公園:初心者の関東近郊半日ハイキング

以前高幡不動駅から平山城址公園駅のハイキングコースを紹介しました。かつて「野猿峠ハイキングコース」と言われたコースの、東の入り口からのコースです。

kumamori-hike.com

今回はこのルートをさらに西に歩きます。

京王線高幡不動駅は特急も止まりますが、平山城址公園駅は各駅停車しか止まりません。都心方面からの場合は高幡不動、八王子方面からなら北野で各駅停車に乗り換えます。一つだけの改札を出たら目の前にファミマ、その奥に図書館やトイレのある平山交流センター(平山季重ふれあい館)があります。まずは平山城址公園を目指します。住宅地内ですが意外と登りますよ。

以前の写真の流用です

登りきったら平山城址公園。公園内を歩いてもいいし、

うっすらとお城っぽい入り口

右下に紙のマップがありますので、一部いただいて

公園の外の道になる、野猿の尾根道を歩いても公園内を歩いても。野猿の尾根道は春夏秋と花を見ながらのんびり歩ける道です。

春はツツジが綺麗な道です

高尾山にもよく咲いているオカトラノオ

時にはアサギマダラに出会えたり

 

地図を見ると「行き止まり」とありますので、「至長沼公園」方面に行きます。かつては長沼公園まで尾根道沿いに歩けたのですが、個人宅の敷地内を通っていたようで、今は通行止めになっています。(よっぽどのことがあったのでしょう)

しばらくは住宅地歩き。

住宅地へ下る階段を振り返って

長沼公園までは住宅地です。以下のリンク先に詳しい地図がありますよ。

https://www.tokyo-park.or.jp/special/tama/enjoy/hiking/pdf/keio_hiranuma.pdf

住宅地から歩いてきた道を振り返って。左手が長沼公園。

階段が見えたら公園への入り口。ちょっと頑張って登ります。実は公園の中もツツジや四季の花がきれいです。

深い山の中のようにも見える長沼公園

ヤマボウシ

でもつい私は野猿の散歩道を歩きがち

トイレは尾根道の方か駐車場

長沼公園の南の端を歩くことになります。途中トイレや東屋もありますので、ここでお昼にしても。

トイレの先を少し歩くと山小屋のような建物が見えてきます。鎌田鳥山というお店、千と千尋の神隠しや酒場放浪記で出てきた鳥料理屋さん。要予約でなかなか来店できていない憧れのお店です。(コースですがそんなに高くないです)

鎌田鳥山

近くには「峠の小さな美術館」もあり、展示がある時は入ることができます。今まで無料で入れましたよ。

このまままっすぐいけば京王線北野駅に着きます。特急も止まり便利ですが、ここから歩く距離もそれなりに長いです。長沼駅の方が近いので、そちらから帰る場合は一旦長沼公園に戻り、駅方面に下ります。どの道でもいいのですが、崩落などで通行止の道もありますので、現地の地図の注意書きや、事前にHPでチェックしておくと安心です。

www.tokyo-park.or.jp

こちらは西尾根を下った時の道標。階段などになっていますが急なところもありますので、雨の後などは滑らないように気をつけて歩いています。

道標に小さい地図があり、現在地がわかりやすいです

長沼公園と駅の間には山田うどんが。一度入りたいと思いながらも公園内でご飯を食べてしまうことが多く、いまだに実現できていません。鎌田鳥山といい食べ物の誘惑が…

駅の近くから振り返った長沼公園。こんもりと小さいお山です

長沼駅は各駅停車しか止まりませんので、ちょっと待ち時間が長い時も。駅からちょっと離れたところにコンビニもありますよ。

 

こちらはスタートが京王堀之内からでちょっと長いですが、ほぼ同じコースが紹介されています。

長沼丘陵についてはこちらにも情報がありますよ。雰囲気のある写真は山歩きのできない雨の日のエア山歩きにも。

 

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遭難を防ぐ情報収集:遭難ダメ絶対!YouTubeの情報は要注意

丘陵ハイキングのときは「遭難」なんて言葉は頭にありませんでした。すぐ住宅地に戻ることができますから、知らない場所としてもタクシーをよべばいいと考えていました。(でも、丘陵ハイキングでも捻挫や骨折などで動けなくなればいろいろな方にご迷惑をおかけするんですから甘い考えだったのですが)。

でも、山歩きの場合、高尾山でも捻挫して自力下山できなければ遭難となり、救急車だってすぐには来れません。そこで、高尾山などの山を歩くようになった頃から、遭難に関する本やブログをたくさん読むようになりました。KYT(危険予知トレーニン何故トレーニングだけ英語⁈)は本当に大事。遭難ダメ絶対。

特にアラ還は遭難しがちなお年頃ですから、まずは知識習得や情報収集は大事。

 

遭難に関する書籍を多くご執筆の羽根田治さんは日本山岳救助機構合同会社(jRO)のHPで「オサムの”遭難に遭う前に、そして遭ったら」を連載しています。

sangakujro.com

上記の記事はネットの情報、特にYouTubeの遭難動画は注意が必要、という内容です。パクリ動画だったり、動画内で取り上げた事例で遭難された方の名誉毀損になるケースも。(ここには書きませんが、有名な登山家の方の遭難死に関する動画はさすがにちょっとどうかと思いますが)

YouTubeの遭難動画は、やはり発信源が確かなチャンネルを見たいと思います。個人的に好きなチャンネルはこちら。

www.youtube.com

こちらはアラ還としては見逃せない動画。12分ほどですので通勤電車の中でサクッと見れますよ。40歳以上は登山者の割合も多いけど、遭難する人の比率も上がりますよ、歳なりに体力も低下するし発病リスクも上がるし(まあ、そうだよね)、って感じです。詳しくは動画をご覧くださいね。

www.youtube.com

まとやんさんは元技術者でヤマレコを立ち上げた方。データの説明がザ・理系という感じで安心できます。(途中のCMにオーダースーツSADAが出てきたときは本当に飲んでいたお茶を吹きそうになりました)

また、競合アプリのYAMAPのサービス変更に関する動画解説もアップするなど、正直ベースの解説、せめている感じが好みです。

 

また、月刊誌の「山と渓谷」もYouTubeチャンネル「山と渓谷ch.」を開設しています。以下の動画は今こそ見ておきたい動画かも。

www.youtube.com

また、山と渓谷ch.1には元警視庁・青梅警察署山岳救助隊のコン(金)さんの著者からのエピソードを紹介した動画もアップされています。

www.youtube.com

川苔山のお話は「侮るな東京の山」にも確か紹介されていたと思います(記憶違いでしたら申し訳ありません)。これを読んで川苔山はこわいという印象になり、しばらくいけなかったのです。もっとも、百尋ノ滝ルートは未だに通行できていません(鋸尾根もなかなかでしたが)。

他の遭難関係のYouTubeをざっと見て見たところ、他のチャンネルは羽根田さんがおっしゃるようにネタをパクって作成していると思われ、タイトルも煽るようなセンセーショナルなものばかりに見え、ちょっと気持ちが萎えてしまった動画も…。

個人的に参考にしたい動画は、以上のヤマレコ社長さんのチャンネルと山と渓谷ch.かな、と思います。

 

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高幡不動から平山城址公園で四季折々の景色を:初心者の半日ハイキング

高幡不動駅から平山城址公園駅までのハイキングコースも好きあらば歩いています。雑木林で四季折々の景色が楽めるだけでなく、展望の良さも魅力。これからの、秋から春の空気の澄んだ時期に歩くことをオススメしたいです。

 

以前ご紹介した八国山も駅から駅へのルートでしたが、

kumamori-hike.com

今回もスタート、ゴールともに駅利用。思い立ったらすぐハイキングに行けます。高幡不動駅から平山城址公園駅まで(ピンクのルート)なら3時間くらい、中間地点の多摩動物公園駅や南平(みなみだいら)駅がゴールなら2時間ぐらいです。また、JRで帰りたい方はバスはもちろん、ガッツがあれば豊田駅まで歩いても(高幡不動から4時間くらい)。さらに平山城址公園の西、長沼駅まで歩くこともできます。このルートも後日アップできたらと思います。

地理院地図Vector(試験公開)を加工して作成。ルートはラフな手書きです)

トイレの位置は以下の地図を参考にしてくださいね。

https://www.city.hino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/876/qwerrihfhvf.pdf

https://www.city.hino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/876/q1.pdf

実はこのルートは戦前から人気のあったコース「野猿峠ハイキングコース」の一部でした。かつては私の母もキャラバンシューズを履いて歩いたと聞きました。

高幡不動駅から多摩動物公園駅までのコース、以下の本に紹介されています。2024年発刊の本です。試し読みもできますよ。

高幡不動駅の南口に出たら右手の参道から高幡不動尊を目指します。駅周辺の「マロニエ」と「パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ」などのケーキ屋さんで、行動食を購入しても。

山道を抜けて横断歩道を渡ったら境内。五重の塔の前を過ぎるといきなりの急坂でビビります。でも春は桜、初夏はあじさい、

骨董市が開かれている時も

 

秋はヒガンバナに紅葉など、自然の景色がきれいです。この付近はヤブ蚊も多く、虫除けもあるといいかもしれません。

天気が良ければ富士山も見えますよ。

富士山の手前に見えるのは丹沢の山

高幡不動の敷地を抜けるとしばらくは住宅街。

住宅地にある手書きの道しるべにほっこり

その後南平東地区センター脇の階段を登り、トレイル(山道)に。多摩動物公園の裏手はあんがいアップダウンがあります。雨の後などは踏み固められた粘土質の土が滑りやすいので気をつけてくださいね。

ゆるい階段を下ると、途中こんな展望のきく場所も。

奥多摩や奥武蔵の山並みが見えます。夕方などコーヒー飲みながらのんびりしているおじさんを見かけることも

天気のいい日は富士山が、

また冬場は赤城山や日光方面なども見えますよ。

この景色を見たら一旦住宅街に入りますが道なりに進み、またトレイルに。

しばらく歩くと南平駅への分岐が出てきます。疲れたら、ここから降りても。

南平駅をゴールにする場合はこのベンチを目印に、道標の「南平丘陵公園」方面に降りてくださいね

南平丘陵公園の管理事務所にトイレがありますよ

この分岐の先にも南平方面に降りる道があります。手書きの看板が目印です。

多摩動物公園の裏手を歩いているので、動物さんの様子が見える時も

オランウータンの遊ぶ姿が見えることも

ここを過ぎて少し歩くと、都立七生(ななお)公園の南平地区に入りますが、ここにはトイレはありません(少し離れた都立七生公園の程久保地区の方にはトイレあり)。

この先坂を下りますが、粘土質だったり落ち葉の堆積で滑りやすい場所もあるので気をつけて。その後いったん車道に出ます。目の前の道を左に向かい、丁字路に出たら

ここが丁字路で右に曲がるところなんですが、肝心の部分が見えていないのです

上の写真の見切れているところにこの案内があります

右に曲がるとかつて多摩テックという遊園地のあった場所に。そこから右の道に入ります。道標があるので

少し古い写真ですが、道標は同じと思います

お墓(お墓ですが公園のような東屋もあって、そんなに怖くないです)の前を通り、多摩テック跡地のフェンス沿いに歩けば

天気が良ければここからも富士山が見えますよ

平山城址公園に入ります。

ここから平山城址公園です。ここも天気が良い冬なら正面に富士山が

冒頭の地図では公園の北端の舗装路を歩くルートにしていますが、公園内を抜けても。

京王の研修センターには線路や踏切が。外から見るだけでも楽しいです

トイレは上記地図記載の公園内以外に、日野市立平山台健康・市民支援センター(かつて小学校でした)でもお借りできるそうです。

京王グラウンドなどの前を通り、平山城址公園の入り口に着いたら

公園を出て左に少し歩くと

季重神社があります。手前の道標に従って歩けば平山城址公園駅に。

この写真は冬撮影で、少し雪が残っていますね

この後山道を少し歩き、一旦車道に出たらまた山道に入り、またすぐ人家の前に。あとは住宅街を道標に従い歩けば平山城祉公園駅。

 

住宅地は案外迷いやすかったりします


平山城址公園駅近くのきれいな建物、平山交流センター(平山季重ふれあい館)裏手に野菜所もあり、よく購入しています(リュックからネギが顔を出していることも)。もちろん平山交流センターでもトイレをお借りできますよ。平山城祉公園駅前にはファミマもあり、ロータリー側にもJAの野菜直売所があるようです。私にとってはつい野菜を購入して帰りがちなコースだったりもします。

 

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滝山丘陵から東京唯一の道の駅:初心者の半日ハイキング(八王子駅からバスで)

今回のコースは八王子市の滝山丘陵。

八王子乗馬クラブ近くの紅葉。実は富士山が見えています



JR中央線八王子駅からバスに乗る必要があるのですが、ゴールは東京唯一の道の駅「道の駅八王子滝山」。週末は駐車場に入る車が渋滞していますが、徒歩なら渋滞を尻目にらくらくお買い物ができる大好きなコースです。

地理院地図Vector|国土地理院を加工して作成。ルートはラフな手書きです)

上記のルートなら1時間〜1時間半程度で歩けると思います。今回、道の駅をゴールにしましたが、道の駅スタートにしてお弁当や飲み物を購入して滝山城でお昼も楽しいと思います。

東京都で「かたらいの路(みち)〜滝山コース〜」として整備されているコースのほんの一部になります。

 

まず京王八王子駅JR八王子駅北口から秋川駅行き・サマーランド行き・戸吹行き・戸吹スポーツ公園行きバスに乗り、「滝山城址下」バス停でおります。

この看板が目印

 

この奥は急坂。右手でしいたけを販売していることもあります

道標が整備された道をゆくと二の丸に。こちらに水洗トイレと水道はありますが、飲料自販機はありません。

奥に見える建物はかつての国民宿舎らしいです

建物の右側に行くと多摩川方面の展望がひらけています。

春は桜もきれいです。4月初旬には桜まつりも開催されますので、行く前には最新情報をチェックするといいですよ

道標がたくさんあってわかりやすいです

古峯ヶ原(こぶがはら)園地に向かって歩きます。このあたり、四季折々の野の花が楽しめます。タマノカンアオイジュウニヒトエナンバンギセルなどなど。

ツツジもきれい。写真の右側は曲輪あと、左側はかつてため池だったそう

ゆるやかな道を行くと古峯ヶ原(こぶがはら)園地に。ベンチなどがありますが、夏場はヤブっぽいかもしれません。

古峯ヶ原の看板

この看板が見えたら左手に道があります。ここを下ると少林寺というお寺の前を通り、お地蔵様が見えたら目の前に道路があります。

振り返って撮影しました

横断歩道を渡って少し進むと小さい川が見えます。この谷地川ぞいに遊歩道がありますので、道の駅に行くには左側(東側)に向かって歩きます。

川沿いは風も爽やか

道の駅に近づいたら川の南側を歩くと道の駅にすんなり入れます。川沿いを行くと、裏手に入り口があります。

川の北側をずっと行ってしまうと道の駅に入れないので要注意です

イスとテーブルのあるテラス席から道の駅に入ることができます。

裏手から道の駅に入り、振り返ったカット。イスとテーブルのテラス席もたくさんの人でした

www.michinoeki-hachioji.net

パスタやお蕎麦のいただけるフードコートや、お弁当の販売もありますのでここでお昼にしても。

地場野菜なども購入できますよ

道の駅で買い物をしたら「道の駅八王子滝山入口」バス停から八王子駅から帰ることができます。いろいろと買いたいものが多くて、帰りはたいていリュックがパンパン。

 

 

なお、今回のルート、JR中央線日野駅から「宇津木台」行きのバスでアプローチすることもできますよ。終点より少し手前の「宇津木台中央バス停」で下車すれば、近くのスーパー(アルプス)でおやつなどが購入できます。入り口の目印はここも緑色の看板です。

f:id:kumamori_hike:20241005113631j:image

 

国道16号「八王子車検場」の信号の横断歩道を渡れば、左手遠くに緑色の看板が見えます。

このコースは最初に紹介したコースより少し長いですが、私の足(遅め)なら2時間くらいです。滝山城まで行ったら丘陵を降り、川沿いの道から道の駅に向かうこともできます。

滝山城から来た道を戻って、「古峯ヶ原園地」から丘陵を下る道に出てもいいと思います。

日本山岳会のHPには八王子駅日野駅からのバス便についての詳しい情報があります。

 

これからの紅葉時期、色づいた雑木林を歩くのも楽しみなルートです。

 

滝山丘陵はこの本の最初に紹介されています。この本によればルートの一部は八王子乗馬クラブのクロスカントリーコースにもなっているらしく、お馬さんに会えることもあるらしいです。私は一度もお目にかかれていなくて残念。

 

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今まで参考にしてきた書籍:ノウハウや、東京近郊のハイキング

はじめに

本ブログの参考文献をまとめて置いていこうと思います。山も好きですが本も好きなので、気がついたら山関連の書籍で本棚がいっぱいになってしまいました。書籍に興味のない方はスルーしていただければ…。随時追加していきます。

また、書籍の内容は発刊当時の情報で、現在は状況が異なる場合が多々あります。特にマイカー規制など交通状況は昔より今の方が厳しいと考えた方が良さそう。バス便も昨今の人手不足で減便されている場合が多いです。

山のノウハウ

別冊ランドネ 山登りのABC

ハイキングを始めた頃参考にしたのが「山登りのABC」。カラーのムック本で内容は入門者向け、私にも読みやすかった本です。ウェアのコーディネートから装備、エマージェンシー集まで情報が網羅されている印象です。発刊当時は山ガール全盛期だったようで、ウェアやリュックのカラーリングなどに流行を感じます。

この本で紹介されている八ヶ岳天狗岳、最初読んだときは絶対行けない!と思っていました。それがその数年後に登頂できた時には感動したものです。

一歩ずつの山歩き入門

山スカートを広めた四角友里さんの本。体力がなかったという四角さんの体験談は私にはとても参考になりました。軽量化や体力がない分道具に頼る、という考え方や、パッキングのノウハウなど、とても役立ちました。キャプションの字が小さいのがアラ還には辛いところ(笑

悩んだときは山に行け!女子のための登山入門

まんがなので読みやすいです。鈴木みきさんの経験も踏まえた内容は本当にためになりました。鈴木さんが大好きすぎて、ほとんどの書籍は持っています。

noteのmagazine、今月の入会では読み放題プランが無料になるらしいですよ。ファンなら見逃せないです。私も入会を迷っています。

丘陵・山の情報(関東近郊)

ヤマケイ新書 東京発半日ゆるゆる登山

この本は、山手線内のターミナル駅から半日で帰ってこれる50のルートを紹介しています。山手線内の日比谷公園から陣馬山までバリエーション豊富ですが、多摩100山よりハードルが低いルートも多いです。ハイキングのアイデア帳のように眺めるのが楽しい本ですが、本文はモノクロで地図は小さな手書きなので、別の書籍などで詳細情報を入手する方が良さそうです。以下から試し読みができますよ。

ヤマケイアルペンガイドNEXT 駅から山登り関東関東55コース

公共交通機関での移動の多い私にとってこの本は心強い本。遠くの山はさすがにまだですが、半分以上は歩いたと思います。この本も試し読みできます。

東京近郊ミニハイク

東京周辺ヒルトップ散歩

以下2冊の本も公共交通機関利用者にやさしい本。編集者の若菜晃子(あきこ)さんによる書籍は写真や紙質、デザインや装丁にもこだわりが感じられて、電子書籍ではなくぜひ実物をお手にとっていただきたいです。2冊ともカメラマンは羽金知美さん。どうしたらこのように自然の美しさをきれいに引き出せるのかと思う写真、眺めているだけで癒されます。

東京近郊ミニハイクのp.126の下の方に、とてもいい文章があるんです。

山はいつも近くにあって、行こうと思えばいつでも行けて、行けば必ずいいことがあります

私も、本当にそう思います。

改訂新版 東京周辺の山

登山をするようになってから、参考にすることが多かった本です。ずっと図書館で借りていたのですが、あまりに使用頻度が高く購入しました。まさに百科事典のように利用している本です。

丘陵・山の情報(多摩地区)

多摩100山

東京の里山歩きで参考にしたのが「多摩100山」です。標高100mに満たない山から始まるので、体力のない人でも歩けるコースがたくさんです。ただ、最後の方は蕎麦粒山や酉谷山など、私の力量ではいまだに歩けない山が…(笑)

 

小沢城などの情報が掲載されています。

kumamori-hike.com

新 多摩丘陵自然ふれあい散歩道

多摩丘陵にあるハイキングコースだけでなく、団地建設や宅地化で細切れになった丘陵をつないで歩くルートも多く紹介されている本。舗装路歩きも多い分アップダウンも少なめで、初心者に優しいルートが多いです。

もう一つの特徴は四季折々の草花の紹介が充実しているところ。「多摩丘陵の花」という索引では開花時期別に植物が掲載されています。発行は2012年なので東京都立大学首都大学東京の表記に。出版社では絶版なのか、Amazonでは古書が入手可能ですよ。

武蔵野ときめきWALK2 多摩南部編

以下は1993年発行、30年以上前の本で絶版のようですが、古本で購入できます。情報は古いものの、かつては陣場山に山小屋があったなど昔の情報を見るのが楽しくて、いまだに手元に置いています。

今のところはこのような本を参考にブログ記事を書いています。また追加したらアップしますね。

 

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ソロは危ない?アラ還女子の登山事情(私の場合)

はじめに

登山では、なるべく単独行動は避けるようにと言われます。遭難しても気づかれにくく、対処も自分一人でしなくてはいけないとか、パーティ(グループ)なら装備を分担できるけど単独はすべて担がなくちゃならないとか、単独の女性はいろいろ狙われやすいとか、判断が必要な局面も全て一人で考える必要がある…などなど。

わかっているけど、友人が少なすぎる(涙)私は、単独で里山ハイキングをスタート。今では初心者向けの登山もしますが、ほとんどが単独行です。だからこそ里山歩きでも安全が第一。無茶しない、安全に気をつけることでアラ還の女子でも山歩きを楽しんでいる私の経験が、どなたかのご参考になれば幸いです。

なおこの記事は、あくまでも私の経験によるものです。皆さまが単独でハイキングをする場合は最新情報を入手していただき、自己責任でお願いしたいです(厳しい話になってしまいますが、山は自己責任の世界なんです)。

奥に見える穂高の山々は本格登山の世界。でも上高地のハイキングならアラ還の私でも楽しめました

 

無理をしないコース選び

以前以下の記事でご紹介したように、

kumamori-hike.com

散歩からハイキング、登山にステップアップした私は、ハイキングを始めた頃には自治体などが管理している自然歩道や遊歩道、都立公園などしっかり整備されている場所を歩いていました。その一部を以下のような記事としてアップしています(今後も追加していきたいと思います)。

kumamori-hike.com

kumamori-hike.com

kumamori-hike.com

これらのコースは今もトレーニングを兼ねて歩いています。公園内のように整備されたコースですから散歩がてら歩く人も多く、何かあってもすぐ市街地に戻ることができるので安心。アラ還のソロハイキングに無理は禁物です。

また、山歩き(登山)の際もなるべく人の多いエリアを選ぶようにしています。高尾山は絶対混むなぁと思いつつ、人気(ひとけ)のない山もリスクが高いもの。なにせ遭難は多くの方にご迷惑をおかけしますから、絶対にしたくないのです。

事前の計画は大事

上記の記事で紹介のルートはどれも初心者向けですが、日没前(できれば1〜2時間前)のゴールを心がけたいものです。短くて簡単なルートとはいえ事前にYAMAPやヤマレコで計画を作れば安心。里山ハイキングの計画はヤマレコの方が立てやすい気がします。(東村山市の八国山、YAMAPでは東村山駅からの計画が立てられませんでした)

実はナイトハイクで夜景を見るのもきれいなのですが、それはスキルが向上してから。

歩くコースは必ず家族と共有

また、上記ご紹介のルートはご近所さんの散歩レベルとはいえ、YAMAPやヤマレコで作った計画は家族に行程を知らせたいものです。道迷いの心配はほとんどないかもしれませんが、遭難の要因は心臓疾患や脳卒中などの病気も多いらしく。これは里山ハイキングであっても同様のリスクですよね。特にアラ還は心配が増えていくお年頃で…。

また、里山ハイキングでは登山届は不要かもしれませんが、最低限家族に行き先(スタートとゴール、できれば時間も)は知らせたいです。私は里山ハイキングでも行程中はYAMAPやヤマレコを起動して、GPSでルートを記録すると同時に家族に通知が行く設定にしています。そのため、できれば機内モードは使わず常に携帯の電波が届くようにしておきたいです(どうしてもバッテリーが心配で機内モードにしてしまうことも多いのですが)。

もちろん、予備のバッテリーは常に持ち歩いています。今はダイソーで購入したものなので、いずれ買い換えたいなと思っています。

 

もちろん、ステップアップして登山をするようになったら、絶対に絶対に(大事なことなので2回)登山届を家族と警察(登山口などにポストがあることが多いです)に提出しないとです。なぜなら、県によっては登山届の提出義務があり、全国では7割、栃木県ではなんと遭難者の8割は登山届けを出していないというデータもあるからです。遭難ダメ絶対、です。警察への登山届提出はネットでできるところも多いですよ。

例として東京都と埼玉県の警察へのリンクを置いておきます。

www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp

www.police.pref.saitama.lg.jp

 

 

自然界の生き物にも注意

また、里山ハイキングでも危険動物には要注意です。実は近年、東京都でも町田市、八王子市、青梅市などでもクマの目撃情報が頻発しています。

梅丘陵ハイキングコースでも注意喚起が。ちなみに永山ハイキングコースはトレイルというより公園の遊歩道のようなところです。油断できませんね

計画時には以下のサイトで事前にチェックして、クマ鈴などの持参も検討したいものです。9月30日に高尾山の6号路で目撃されたようですよ。油断禁物!

www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp

その前にも、あきる野市の民家にクマが出没したというニュースもありましたね。

www.tokyo-np.co.jp

少しでも熊の出そうなエリアでは、熊鈴持参が無難かもしれません。

また、これも合いたくないのが蜂、特にスズメバチです。特に今くらいの時期(9〜10月)は攻撃的になるらしく…。山に入るときはスズメバチを刺激しない服装で。黒っぽい服、化粧品の匂いは避けた方が良いそうですよ(下のリンクを参考に)。見かけたら刺激しないようそっと立ち去るのが良いそうです(汗

www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp

八王子あたりだと猪(突進)やサル(攻撃されたり食料取られたり)も出没するようで、注意が必要です。といっても正直どう注意したらいいのでしょうか(逃げる?)。

里山ハイキングでも装備は大事

私の場合、午前出社して午後の半休でハイキングに向かうことも多く、出勤時のリュックに忍ばせることができるよう、以下の装備などを準備しています。

・最低限の救急セット(飲み薬、湿布薬や虫刺され薬などの外用薬、テーピングなど)

・地図や登山アプリ(スマホ):道迷い防止に必須。

・小さいLEDライトと予備の電池:万が一暗くなっても安心なように。ヘッドライトがベストですが、最低限キーホルダー式の小さいライトをリュックにつけて

・ストック:私の場合は膝の調子次第で

・レインウェアや傘:天候次第で。レインウェアは防寒着にもなりますよ

・防寒具:気候次第で。明らかに雨が降らないような時などは撥水性のあるウィンドブレーカーと傘を持参してレインウェアを省略することも

・食べ物、飲み物:実は、意外と途中で買えない時も多いので

・着替え:帰りにお風呂に立ち寄りたい時だけでなく、汗をかきすぎた時にも。実は私は夏に下山後のバスの冷房で冷えすぎたことがあり、ほぼ毎回持ち歩いています。

・服装:速乾性のウェア:里山ハイキングなら登山用でなくても、職場で浮かないユニクロなどでも。男性ならさだ社長のスーツもいいかもしれませんね。

・靴:里山ならランニングシューズやウォーキングシューズでも。午前中仕事ならなるべく歩きやすくてオフィスでも浮かないデザインで。私は足の調子次第では登山靴の時もあります。とにかく安全第一。さだ社長クラスなら革靴で大丈夫です。

・ストック:私は膝の故障が完全に治っていないので、調子次第で。

救急セットとLEDライトは、東日本大震災の経験から通勤時は常に持ち歩いています。

知らない人(特に男性)に付きまとわれる(?)

アラ還とはいえ女子であれば避けたい事象ですが、実はあまり経験がなくて。モテないからでしょうか(汗)。年齢が私よりも上の女性からチョコやクマ鈴、らっきょうなどをいただり、話しかけられることは多いのですけれどね。個人的には人との触れ合いは嫌いではないものの、相性もありますし(自分語りの長いおじさんとかは、ね)。

(あと、先ほどX(旧Twitter)によれば高尾山に露出する方が出たらしいので、人が多くても注意は必要みたいですが)

なるべく人の多いルートを歩くようにしているのは、このようなリスクを避けたいということもあります。

以上に思いつくまま記載してみましたが、また思い出したら書き足したいと思います。

 

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