アラ還女子のゆるゆるハイキング 主に関東近郊

いろいろあるけどすきを見て山を歩いています

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遭難を防ぐ情報収集:遭難ダメ絶対!書籍編

遭難ダメ絶対シリーズ第2弾です。実は私が誘って山歩きを始めた友人がいるのですが、教えるまでもなく遭難本を読むようになっていました。情報としても怪しげなYouTubeを見るよりも正確性の点で書籍の方が良いと思います。随時追加していきます。

 

小尾和男さんの書籍

山と渓谷などでライターをされていた、小尾和男さんの電子書籍Kindle Unlimitedで読めます。実は以前から豊後ピートのブログを読んでいたので、書籍化した際には早速読みました。足元ではなく登山道を見ながら歩く、特に後ろを振り返りながら歩くのも大事、なぜなら上りと下りで登山道の見え方は違うから、という趣旨の内容は今でも実践しています。実際に分岐で曲がるべき場所を直進してしまった時に役立ったことも(直進する前に気づかないといけなかったのですが)。

 

Kindle Unlimitedは月額980円ですから月刊誌「山と渓谷」を1ヶ月に1冊読めば元が取れる計算。すごい!でも私は紙派なので印刷版があれば紙の本で読むことが多いです。

www.amazon.co.jp

羽根田治さんの書籍

遭難系ノンフィクションといえば羽根田治さん。以前の記事で「オサムの”遭難に遭う前に、そして遭ったら」というHPを紹介しましたが、そのオサムさんです。山と渓谷社の「ドキュメント遭難」シリーズを始め、数多くの書籍を出されています。

この他にも多くの書籍がありますが、山と渓谷社数冊と他の出版社から数冊選びました。文章量は多いですが読みやすいのでぜひ。

羽根田治さんはベストセラー「これで死ぬ」の著者でもあります。

この2冊は「ドキュメント」シリーズとは異なり、イラストが多用されてわかりやすい作り。逆に言えば文字量が少なく、がっつり読みたい私には物足りない。でも、長文を読むのが苦手な人も多い昨今、このような形の注意喚起は大事なのでしょうね。

金(こん)邦男さんの書籍

こちらも以前動画の記事でご紹介した金(こん)さんの書籍。元警視庁・青梅警察署山岳救助隊で勤務されていた時の経験が詰まっています。(今年お亡くなりになったそうです。ご冥福を祈ります

金さんの本は、奥多摩の山を歩くなら読んだ方がいいです。奥多摩の山はこの本で紹介された遭難事例がきっかけで通行止めのロープが張られるなどの整備がされているところも多そうです。実際に現地を通ると、(例えばですが)ロープがなければ進んじゃいそうだな、という場所ばかりでした。東京の山、本当にあなどれないんです。

上記の本は今まで出版された金さんの本の内容をまとめた総集編。元の書籍は絶版となっているようですので、このような形での発行はありがたいです。金さん、実は天皇陛下奥多摩のガイド役を務められていたそうです。すごい!

その他の方の書籍

これは読んでないのですが、今読みたい本。羽根田治さん監修で、遭難しないためのコラムも掲載されているようですよ。

 

積読本は多いのですが、遭難本はついすぐ読んでしまって、他の本が後回しになりがちなのが悩みです。

 

 

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