アラ還女子のゆるゆるハイキング 主に関東近郊

いろいろあるけどすきを見て山を歩いています

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アラ還女子、ハイキングをはじめたきっかけ

はじめまして。アラ還女子のくまもりです。東京在住です。

10数年前より独学でハイキングをはじめ、家から比較的行きやすい高尾や奥多摩などをメインに歩いています。(なので、ハイキングを始めた頃はまだアラ還ではありませんでした)

高尾山の山頂からの富士山と相模湖


学生時代はほとんど運動をしたことがない私がハイキングをはじめたわけは、10数年前の病気をきっかけに、お医者さんから歩くことを勧められたから。最初は近場を散歩していましたが、徐々に標高の高い山を歩くようになりました。

仕事や家庭もあり、主に日帰りで公共交通機関を利用して山歩きを楽しんでいます。

以前は富士山やアルプスの山を歩くこともありましたが、数年前に膝の半月板を損傷してからはペースを落としてゆるくハイキングを楽しんでいます。

仙丈ケ岳を歩いた時の景色です。アラフィフぐらいの時に歩きました

 

還暦が射程圏内になり、体力低下も気になるお年頃ですが、それでも歩ける範囲で山を楽しめればと思う今日この頃です。

私のように運動経験がなく、年齢とともにさらに体力が落ちていても山頂などからの素敵な景色を楽しめることを知っていただきたいと思い、ブログをはじめました。

同年代のアラ還女子などに私が一人で山を歩いている話しをすると、山を歩きたいけどちょっとこわい、とおっしゃることが意外と多いのです。それで、山を歩きたいと思っているけど踏み出せない方々に、私の小さな経験が少しでもご参考になればうれしく思います。

よろしくお願いします。

 

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山頂に行かなくたって山歩きは楽しめる

例えば高尾山。高尾山口駅から高尾山の山頂まではコースタイム通りで約1時間半かかりますが、山歩きを始めたばかりの頃はそんなに歩けないですよね。もちろんケーブルカーを使えば高尾山駅から山頂まで歩いて30分。ただ、ケーブルカーは往復で1000円近くと、なかなか痛い出費です…

高尾山に初めて行く、または遠方で1回は高尾山に行ってみたいなどの目的があればケーブルカー利用もありとは思うのですが、私のように体力維持や、森の中を歩いて癒されたい、展望を楽しむ、などが目的であれば、必ずしも山頂に行かなくてもいいのではないか、と近頃は思うようになりました。

無理せずに、ハードルも遭難のリスクも下がる山歩き 私の場合

この辺はとても難しいところなのですが、山頂を目指してちょっと頑張ることが体力アップにもつながるものの、年齢的に無理をしすぎることで遭難のリスクも上がるからです。

実際のところ、そのような大それた話ではなく、基本的にヘタレな私としては、ちょっと山を歩けただけでも自分を褒めてあげたくて笑 

そして私自身がちっぽけな成功体験を積み重ねることで少しずつ長い距離、高い山を歩けるようになったので、もし山歩きを迷っているかたがいらしたら、無理に山頂まで行かなくても、まずは途中まででもいいのではないかしら?とも思うのです。何度も挑戦して、いずれ山頂に行くもよし、行かないのもまた良しと思います。

途中まで山歩きの一例:高尾山や大山

高尾山なら、まずは稲荷山ルートの稲荷山を目指すとか(あ、一応山頂でしたね)。歩く人が多いのも安心できるポイントですが、狭いところもあるのですれ違いなどは気をつけてくださいね。

もちろん装備もそれなりに整えて。稲荷山くらいなら運動靴やお手持ちのリュックなどでいいかもしれませんが、防寒具にもなる雨具は最低限あったほうがよさそうです。

kumamori-hike.com

また、ソロで山歩きをする際に私が気をつけていることを以下もまとめていますので、少しでもご参考になればうれしいです。

kumamori-hike.com

稲荷山は東京や横浜方面の展望がひらけていますので、途中とはいえ達成感も。ベンチもあり一休みもできますので、今の時期はタンブラーにコーヒーなど入れて、おやつも持っていけば休憩も楽しくなりそう。人の行き来は多いので落ち着かないときもあるかもですが…

私の鈍足の場合は高尾山口駅から稲荷山まで40分程度。若い人なら30分程度でしょうか。下山も含めたら1時間+αくらいと思います。

関東近郊であれば、丹沢の大山も。ケーブルカーで阿夫利神社まで登ってから山頂に行くのも、もちろんいいのですが、バス停からケーブルカーを使わず大山寺(だいせんじ)や阿夫利(あふり)神社までの道も良いですよ。大山寺は紅葉の名所で、途中の道は紅葉や新緑の時期も良いものです。展望はあまりないですが、お参りしたら疲れたらベンチで休んでケーブルカーで降りることもできます。

途中の階段から振り返って

阿夫利神社も紅葉がきれいですし、何より伊豆大島

三浦半島、房総半島などの展望が楽しめるもいいところ。

神社周辺にはベンチも多いので昼食休憩もできますし、近隣にはお茶屋さんもあるのでそこでのお食事をモチベーションにしても笑。難点は高尾山と同様、いつ行っても割と人が多いところでしょうか。

阿夫利神社からもケーブルカーで下山できます。遭難は疲れが出てくる下山時に起こりやすいと言われますので、出費は痛いものの、無理せず文明の利器を使うのも大事。(怪我したら出費どころの話ではなくなりますので)

 

アラ還はだんだん骨折などの怪我が治りにくくなるお年頃。後から来た人に追い抜かれるとつい頑張りたくなりますが、そこはマイペースに無理せず。先を急ぐ方には道を譲り、のんびり歩いたっていいんですから。これからも楽しく身の丈にあった山歩きを楽しめたらいいな、と思います。

 

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富士急バスの名物おじさんと、JR中央線近隣のハイキングコース

先日、関東の鉄道会社で主催しているハイキングコースや、公開しているハイキングマップの記事をまとめました。

kumamori-hike.com

今回は富士急バスがご紹介しているハイキングコースについてご紹介します。中央線沿線の駅で毎年春〜秋頃に紙製のパンフレットが配布されている(2024年の情報です)富士急のハイキングコース、以前から気になっていたところです。

この写真のパンフレットは少し古いです

その前に、タイトルに記した名物おじさんについて。出会ったきっかけは数年前、上野原市にある八重山という低い山を歩いたことです。この時はバスは使わず、JR中央線上野原駅からのスタートでした。

八重山と、すぐ近くの能岳を歩いて下山。その後は登山口から少し先の新井バス停からバスで駅まで戻ろうと思ったらあいにく1時間以上バスがこない…。仕方なく上野原駅まで歩こうと車道わきをとぼとぼ歩いていたら、その近くの人家にいたおじさんに「山に行ってきたの?」と声をかけられました。

八重山に行きましたよ〜」とお答えすると、おじさんは「地図はどうしたの?」とおっしゃったのです。これは、登山界隈でよく聞く山なめおじさん(山をなめるなと若者に説教をするおじさん、私は若くないですが笑)かしら?と一瞬みがまえ、「紙のマップとスマホのアプリ、観光案内所でも地図をいただきました」とお答えしたら

「もっといい地図があるから、あげる」と想定外のお答えが。それでいただいたのがこの地図です。

お花などの見どころから危ないところ、トイレやバスの時間まで網羅されているすごい地図です。そして「八重山もいいけど要害山はもっといいよ。尾根歩きの展望がいいんだよ」と教えていただきました。このおじさんは以前バスの運転手をしていたのだけど、今は退職しているとも仰っていました。

後日、このおじさんはかつて富士急バスにお勤めで、近隣の山に精通している長田さんということを知りました。以下の書籍でも長田さんのお名前が出てくるそうです。

現役時代の長田さんはバスに乗ってくる登山客にお手製の地図をお渡し(先ほどの写真と同じものかもしれません)し、説明もしてくださったそうです。私がお話しした際にも近隣の山のいいところをずっとお話ししていて、本当に山が好きな方なんだな、と嬉しくなったものです。

家に帰ってからネットで検索したら長田さんの逸話がたくさん出てくるではないですか。一例がこの記事。

yamap.com

長田さんの貢献もあってか、富士急バスでは先ほど写真に掲載したようなパンフレットを毎年発行しています。

その富士急バスのハイキングコースの情報、紙のパンフレットが入手できなくても、HPにも掲載されているのでどなたでも見ることができます。地図は簡易なものなので実際に歩く際は登山地図が必要ですが、バスの時刻表もあるのでかなり便利です。

www.fujikyubus.co.jp

紹介されている山は富士山に近い三ッ峠山、足和田山、杓子山、道志方面の今倉山〜二十六夜山、中央線沿線の生藤山、扇山、百蔵山、先ほど出てきた要害山、権現山、丹波山村小菅村方面の坪山、奈良倉山〜鶴寝山。どのコースも基本的には登山の装備が必要です。

実は生藤山は何度も歩いている山で、展望のよい冬に歩くのが好きです。他にも行ったことのある山がいくつもありますが、未だ歩いていないところも。基本的には低山で冬場でも比較的歩きやすそうなところも多そう。機会があればゆっくり歩いてみたいと思います。

 

 

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ネットで公開されている関東近郊のハイキング・ウォーキングコース:鉄道会社編

私が山歩きを始めた頃(10数年前)、西武線沿線の駅には紙のハイキングマップが置いてありました。それを見ながらいつかは私にも歩けるようになるかな、と妄想を膨らませていました。

御岳山のマップを例にご紹介しますが

 

見どころの紹介だけでなく、マップ部分は「山と高原地図」を出版している昭文社によるもので手抜かりなし。国土地理院の地図を基にした、コースタイムや難易度、標高まで丁寧に書かれていて、実際の登山でも安心して使えるクオリティと思います。これが無料で配布されていたなんて。

西武鉄道だけでなく、ハイキングのために鉄道に乗ってね、という企み(?)なのか、マップを配布していたり、ハイキングのイベントを開催している鉄道会社はたくさんあります。今回は自分のためのまとめも兼ねてご紹介したいと思います。

西武鉄道

マップ

先ほどお伝えした紙のハイキングマップは、残念ながら今では配布されていないものの、同じハイキングマップがホームページ上で公開されています。どなたでも無料で印刷して使用できるのが嬉しいところ。今時は山歩きの時はアプリの地図だよりに歩くことも多いですが、万が一の時に紙の地図もあれば安心。このエリアなら地図を買わなくてもプリントアウトして持ち歩けます。

西武線沿線の、おもに駅から駅を結ぶハイキングコースが紹介されていることもあり、(一部バス利用あり)公共交通機関利用者にとってはありがたいです。

www.seiburailway.jp

難易度もお子様でも大丈夫なレベルから登山レベルまで様々ですので、最初は一番簡単なレベルから始められるのもアラ還初心者には安心ポイントです。

最初に写真を載せた御岳山や高水三山などの地図は、西武線沿線じゃないのになぜ?と思いましたが、かつて西武鉄道では「奥多摩ハイキングフリーきっぷ」を発売していましたので、その名残りかもしれません。以下、Wikipediaの引用ですが

西武線発駅~西武拝島線拝島駅までの往復割引乗車券とJR青梅線拝島駅奥多摩駅間およびJR五日市線拝島駅武蔵五日市駅間が乗り降り自由の周遊券であった。有効期間は使用開始日を含めて2日間。乗車券の提示で観光施設の料金が割引となる特典もついていた。

って、結構お得な切符だったのでは?(私はJR沿線住民なので残念ながらメリットはなかったのですが)かつて使った方のブログもありました。

ameblo.jp

拝島から先はJR利用になりますが、都内や埼玉方面から奥多摩に行く場合は、もしかしたら拝島経由の方が今でもお安いのかもしれません。(すみません、調べていません)

主催のハイキング・ウォーキングコース

また、西武鉄道企画の「ウォーキング&ハイキング」では様々なウォーキングやハイキングのイベントを開催。交通費は必要ですが、参加費は無料です。

以下のホームページには直近(概ね前後3ヶ月程度)に開催される西武鉄道主催のハイキング情報が掲載されています。地図はネット上になく、参加当日配布のようです。参加すればSEIBU PRINCE CLUBのポイントがもらえたり、イベントによっては抽選でdポイントがもらえることも。ちょっとお得感があります。

www.seiburailway.jp

秩父鉄道

主催のハイキング・ウォーキングコース

直近(概ね前後1ヶ月程度)に開催される秩父鉄道主催のハイキング情報が掲載されています。こちらもマップは当日配布。開催期間は2日間〜1ヶ月間と幅があり、参加しやすいのも魅力。こちらも秩父鉄道のポイントがいただけますよ。

www.chichibu-railway.co.jp

小田急電鉄

マップ

今はもう公開されてはいませんが、かつて(2022年まで)「小田急沿線自然ふれあい歩道 」がありました。終了になってしまったのは本当に残念で、電子データだけでも公開していただけたら、と思います。

終了と言われても諦めきれない往生際の悪い私は、個人の方のブログを参考に今でも歩いています。

meseta.muragon.com 

主催のハイキング・ウォーキングコース

今は山のスタンプラリーアプリ「YAMASTA」と連携した「秦野丹沢ハイキング スタンプラリー (今年は終了)」などを開催しています。以下のリンク先には簡単なマップがあります。バッチがもらえたり施設の特典もあるそうで、来年も開催されるなら参加したいです。

yamasta.yamakei.co.jp

YAMASTAは全国でハイキングイベントを開催しているので、アプリをダウンロードしておいてもいいかもしれません。

yamasta.yamakei.co.jp

JR東日本

主催のハイキング・ウォーキングコース

「駅からハイキング」のイベント情報が掲載されています。西武鉄道の「ウォーキング&ハイキング」と同様、無料で予約不要(基本的には)の参加可能なイベントです。

www.jreast.co.jp

マップは参加時に駅で配布されるようです。配布タイミングを逸すると入手できないため、個人で収集なさっているHPがありました。

nazoaruki.com

現在の「駅からハイキング」アプリではマップを見ることができないのですが、来年3月中旬ごろアプリが新しくなるらしく、それ以降はアプリでマップの閲覧ができるようです。

東武鉄道

主催のハイキング・ウォーキングコース

東武鉄道西武鉄道の「ウォーキング&ハイキング」と同様、無料で予約不要(基本的には)の参加可能なイベントがあります。こちらはマップがダウンロードできるのがありがたいです。また、LINEの登録で東武のポイントも集めることができますよ。

www.tobu.co.jp

また、東上線沿線の低山を繋いで歩く「外秩父七峰縦走ハイキング大会」、コロナ禍を機にデジタルスタンラリー形式の「外秩父七峰縦走ハイキング スタンプラリー」になっています。今年は4月から12月15日まで開催と、すでに終了していますが、来年も同様の時期に開催されると思いますので、ご参考までにリンクを以下におきます。1〜2日で42キロを踏破するこの大会、今まで私にはハードルが高かったのですが、8ヶ月ならなんとかなるかも、と希望の光が見えてきました笑

yamasta.yamakei.co.jp

京成電鉄新京成電鉄

主催のハイキング・ウォーキングコース

期間限定のイベントがあります。山の少ない千葉県だからなのか関係ないのか、ハイキングの回数は限定的。ただ、京成・新京成共に以下のリンクからマップが入手できるので、イベント期間外に歩くとき、是非活用したいものです。ただし京成・新京成ともにイベント期間中なら参加賞としてペットボトルの飲料がゴール時にいただけるそうです。歩いた後にうれしい参加賞です。(2024年開催のイベントの場合)

www.keisei.co.jp

www.shinkeisei.co.jp

新京成は2025年に京成電鉄に合併されるため、今後どのような開催になるのか気になるところ。京成電鉄のHPに統合されていても、今後もマップ含めて公開していただけると期間外でも歩きに行けるので、ありがたいなと思います。

京急電鉄

主催のハイキング・ウォーキングコース

www.keikyu.co.jp

開催回数は少ないですが、今年11月開催のイベントではお味噌汁が振舞われたり、抽選でプロテイン製品がいただけるなどの特典があるのが魅力。上記リンクから過去開催分のマップがダウンロードできますよ(一部を除く)。以前このブログで紹介した武山も京急沿線と、歩いて楽しいスポットは意外と多そうです。

kumamori-hike.com

東急電鉄

なかった…(見つけられないだけかもしれませんが)

京王電鉄

残念なことにウォーキングやハイキングマップの掲載はなくて、ガイドブック的な情報の掲載されたサイトになっているようです。(探せていないだけかもしれません)。

www.keio.co.jp

高尾山や平山城址公園、長沼公園など、またこのブログではまだご紹介できていませんが、多摩よこやまの道などのハイキングコースが沿線に多い京王線、マップなどの案内がないのは残念。でも沿線の自治体がマップを公開しているので、そちらで入手した方が早そうです。(自分でもまとめておきたいので、いずれ記事にしたいです)

kumamori-hike.com

kumamori-hike.com

おまけ

私鉄の協会「日本民営鉄道協会」で全国の私鉄で開催しているウォーキングコースへのリンクをまとめたサイトがあります。

www.mintetsu.or.jp

リンク切れが多かったり、トップページへのリンクだったりと情報にたどり着かないところもありますが、現時点で確認した範囲でリンクが生きているのは以下でした。?のところは観光協会へのリンクで鉄道会社独自の情報ではないところ、京王は前述の「おでかけ」ページへのリンク、高尾登山鉄道のマップは正確な地形図・地図ではなくイメージ図になります。

 

近鉄の酒蔵ウォーキングがとても気になりますが、我が家からはちょっと遠く、遠征の域になるので悩ましいところです。

鉄道会社で公開しているマップも参考にして、楽しく歩いていきたいと思います。

 

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Apple Watchを購入 〜登山マップを手元で見たいので〜

今週のお題「買ってよかった2024」は1年を振り返る記事を想定したお題と思いますが、私にとって買ってよかったものは12月に購入したばかりのApple Watch

手元で登山地図を確認できるのは便利と思っていたのですが、なかなか踏ん切りがつかず、ようやく購入しました。まずは YAMAPとヤマレコはダウンロード。

 

 

 

東京都の「もっと!暮らしを応援 TOKYO元気キャンペーン」ならQRコード決済最大10%のポイント還元もできたのですが、Apple Watch購入では使いませんでした。

www.metro.tokyo.lg.jp

 

まだ山歩きでは使えていませんが、アプリのアクティビティで今までより詳細に活動量やカロリーなど把握できて楽しい。これならジムに行かなくても大丈夫かな?

山歩きと日々の運動把握含めていろいろ試してみたいと思います。

 

 

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八王子駅からの加住丘陵で初心者も安心ハイキング:初心者の関東近郊半日ハイキング

山歩き、というとちょっと大変そうな、特別なイメージもあるかもしれないけど、森があって小さい川が流れていて、鳥のさえずりやキツツキが木を叩く音なども聞こえて、安心して歩ける小さなお山が、八王子にありますよ。

それは駅からバスで行くことのできる加住丘陵。小宮公園という都立公園として整備され、トイレや水道もあって、山歩きの経験がないアラ還ソロでも安心と思います。小宮公園サービスセンターでは動植物の展示があり、職員さんもいらっしゃるので、見どころや注意点などを聞けるのもいいところです。

tamaparks.com

小さいながらも「ひよどり山」という可愛らしい名前がついた山頂も。近隣には、あの「北島御殿」があります。ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

広い原っぱのようなひよどり山

ちょっと古い写真ですが、高尾山のケーブルカー乗り場を守る八王子在住の北島三郎さん

加住丘陵も書籍「東京周辺ヒルトップ散歩」で紹介されています。加住丘陵はがっつり歩く山というよりも、ひと休みするために行く山かもしれません。

ちなみに「小宮公園」ですが、JR八高線の「小宮駅」からはかなり遠いです。間違えて小宮駅で降りる方が多いらしく、駅の「小宮公園まで遠いです!」という張り紙を見たことがあります。

加住丘陵までの行き方

登山口(?)までは八王子駅からバスに乗ります。公園内には売店などはないので、おやつや昼食は駅ビルなどで購入するといいですよ。

降車するバス停は八王子郵便局。駅から歩いても20〜30分くらいですから歩いても。八王子駅北口前の道をまっすぐ行けば大丈夫です。

バス停を降りてすぐ地図があります。

そのまままっすぐ行くと「←小宮公園」の看板がありますが、そちらには行かずに郵便局前の道を直進します。どうやら看板は車の人向けの表示らしく、この看板どおりでも小宮公園には着くのですが、歩道がなく車通りの多い道になってしまいます。

しばらく行くと階段があるので登ります。

また階段ですが、登ります。階段の右の道を行っても小宮公園に行けます。その場合、トンネルを抜ければ公園入り口です。

看板を拡大してみました。黄色い線のように進みます。

階段を上ると

そのまま道なりに進むと分岐がありますので、右に

ここが小宮公園の入り口。左手に進むと

小さい建物が。ここが小宮公園サービスセンター(雑木林ホール)です。写真は先週末の様子。ちょうど紅葉が見頃でした。

加住丘陵の歩き方

園内マップや生き物に関するチラシはもちろん、近隣の都立公園などに関するパンフレットがいただけたり

小宮公園の動植物や八王子市内に生息する生き物などの展示もありますので、最初に立ち寄ると園内をより楽しく歩けると思います。

園内はどの道を行っても楽しいですが

以下HPより引用(https://tamaparks.com/kouen/komiya/

今回は、雑木林ホールを過ぎてしろはらの小道を進み、おながの小道からうぐいすの小道経由でひよどり山に行きました。下山(?)はかわせみの小道から大谷弁天池まで。

加住丘陵を流れる小川、大谷沢。冬場は本当に細い流れです。

ひよどり山の湧き水東京の名湧水57選にも選ばれ、湧き水は大谷沢を通じて後ほど立ち寄る大谷弁天池に流れています。名湧水とはいえ今では住宅地に囲まれた緑地ですから、さすがに飲用はできないものの、湧き水の流れを見ているとなんだか癒されます。

ここがひよどり山の山頂。

ベンチもたくさんありますから、ここでお昼やおやつにしても。

トイレももちろんありますから安心です。ただし、都立公園内は火器使用が禁止ですから、ガスバーナーは使用できません。コーヒーなど暖かいものが飲みたいとき、私はタンブラーにお湯などを入れて持参します。

下山(?)はどの道をいってもいいのですが、今回はこげらの道で。

車椅子の方でも来ることのできる、こなら平を過ぎたら

かわせみの小道。

さらに進むと大谷弁財天という神社があります。弁財天様なので近くには池が。ここが先ほど記した大谷弁天池です。少なくとも江戸時代には池の存在が記録されていたらしい大谷弁天池、沢の水が集まって自然に池ができたのかもしれませんね。

神社にお参りしたら、鳥居を抜けて

右を見るとトンネルが見えますので、そのトンネルを抜けると最初に歩いたところに出ます。八王子郵便局バス停からバスで駅まで帰っても、歩いて帰っても。

 

なお、小宮公園では毎年冬に「冬カフェ」を開催しています。今年(2024年)は今週末、12月21日〜22日です。キッチンカーの出店もあるので、ハイキングで疲れたら、コーヒーやナポリタンなどの軽食で一息つけそうです。

実は数年前に私も冬カフェで休憩したことがあるのですが、可愛い椅子とテーブルが雑木林の中に並んでいて、風もない日だったのでゆっくりまったりできました。オープンエアのカフェですので、ぜひ暖かい服装で。

冬以外にもカフェを開催しているそうです。HPでチェックしてくださいね。

また、もう少しすると蝋梅も楽しめます。例年1月ごろに満開となるそうです。

また、園内にはユーカリの木も。かつて小宮公園で育てた植物を多摩動物公園の動物のご飯にしていたとのことで、この木の葉っぱがコアラのご飯になっていたんですね。(リンク先はpdfです)

小宮公園では歩き足りない、という方には滝山丘陵とつなげて歩くのもオススメです。私の場合は滝山丘陵から道の駅滝山に寄って小宮公園まで歩くことが多いです。よかったら、ぜひ。

kumamori-hike.com

 

 ✳︎ コース内のスポットなど ✳︎ ・所要時間:1時間半〜2時間程度(休憩時間含まず)
・トイレ:園内に数カ所
・コンビニやスーパー:駅ビルにあり。小宮公園近辺にはなし。
・装備:スニーカーなど歩きやすい靴と速乾性の動きやすい服、食べ物と飲み物。 
 天候次第では雨具(レインスーツ)もあると安心です。
(傘でもいいのですが、土の道や木道は降雨時はすべり、両手が空いた方が安心)

 

 

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ハイキングの交通費問題:「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」でお得に

青春18きっぷの改定でしょんぼりしていた日帰り公共交通機関勢に朗報、新たな乗り放題きっぷの情報が。

kumamori-hike.com

今年(2024年)の1〜2月に発売された、JR東日本の平日限定の乗り放題パス「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス(キュンパス)、来年(2025年)の再発売が決まったそうです。

www.jreast.co.jp

今年のキュンパスは1日10000円で新幹線などが乗り放題でしたが、来年は2日間用もできるそうです。これは魅力的。

JR東日本たびキュン♥早割パスの概要(2025年冬)◆

日数・料金1日用:大人10,000円、

連続2日間用:大人 18,000 円(9,000/日)

利用期間2025213日(木)~ 313日(木)の平日限定

発売期間:ご利用開始日の1ヶ月前から14日前まで

有効期間:購入時に指定された利用開始日から1日間または連続する2日間

発売方法:えきねっとWeb)限定発売

乗車可能な電車・エリア

JR東日本のフリーエリア内のJR東日本全線、青い森鉄道線いわて銀河鉄道線三陸鉄道線、北越急行線、えちごトキめき鉄道線(直江津~新井間)の新幹線や特急列車、普通・快速列車の普通車自由席及びBRT

あらかじめ座席の指定を受ければ、1日間用は2回、連続する2日間用は4回まで新幹線・特急列車などの普通車指定席に乗車可

週末に使えないのは少し残念ですが、例えば新宿からなら新幹線利用で軽井沢や越後湯沢、那須塩原まで往復するだけで元が取れる計算。新幹線なら所要時間も1時間半ですし、日帰りでも十分楽しめると思います。

 

「キュンパス」利用エリア

上記図はJR東日本のHPより引用(https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2935

仙台(新宿から新幹線で11210円、新宿から約2時間)盛岡(14270円、新宿から約2時間40分〜3時間)までなら片道でも十分元が取れると思います。

ちょっと無理くりではありますが、かみのやま温泉駅からのバスを利用すれば、蔵王で日帰りでスノーモンスターを見にいけそうです。ただし平日の運行は金曜日のみなので要注意。時刻表はかみのやま温泉駅10時発、蔵王中央ロープウェイ付近に10:45着。帰りは蔵王ロープウェイ蔵王山麓駅周辺発が14:00発(かみのやま温泉駅15:45着)と18:15発(かみのやま温泉駅19:00着)です。

yamagatakanko.com

駅近く(歩いて10分くらい)のところに共同浴場もありますよ。

www.kaminoyamasaigube.com

私が東京在住のためご紹介も東京発の案ばかりをご紹介してしまいますが、逆に新潟や長野、東北から冬でもほとんど雪が降らない高尾山などに来ていただくのも良いかな、と思います。

いつでも混んでいるイメージの高尾山ですが、冬場なら比較的空いていますし、冬なら山頂から南アルプスまでの展望が楽しめますよ。山頂近くの展望台ではこんな感じで見えます。

見えていれば丸のあたりと思います

キュンパスの利用にあたり、注意が必要なのは、使用する14日前までに購入することと、事前に使用日を設定しなくてはならないということ。私の場合は家庭の事情で急な予定が入ることも多いので悩ましいところです。

上記図はJR東日本のHPより引用(https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2935

2月中旬から3月中旬まで利用できるキュンパス、まだ購入期限まで1ヶ月以上あるので、それまでにキュンパス利用のスノーハイキングなどのプランを妄想(もちろんできれば実現)してみたいと思います。

 

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狭山茶どころの展望台、加治丘陵。金子駅〜仏子駅まで:初心者の関東近郊半日ハイキング

八高線金子駅、と言われてどのあたりにあるか想像できますか? 実は、私は知りませんでした。

正解は埼玉県入間市。八王子(拝島でもいいです)から八高線に乗り、横田基地のある東福生駅を過ぎ、東京都と埼玉県の境目、瑞穂町にある箱根ヶ崎駅の次が金子駅

今回はその金子駅から、これまた私にとっては縁のなかった仏子(ぶし)駅まで、丘陵を歩きます(仏子駅西武線です)。ルートは以下の本に紹介されているものに近いものです。金子駅から丘陵に入る前に、公民館をお借りしているところなどが異なります。

今回歩いたのはこんなコースです。今回も駅から駅を結んで歩きます。

地理院地図Vector(試験公開)を加工して作成。ルートはラフな手書きです。

入間市の「元気な入間ふれあい茶ん歩道」の「5.茶畑と丘陵を歩く」と「4.加治丘陵を楽しむ」をつないで歩くような感じです。全体的に道標が完備されていて迷いにくいとは思いますが、私は方向感覚が怪しいので、YAMAPなどのアプリに頼って歩きました。

また、途中と金子駅前にはコンビニや商店などはほとんどないので、おやつやお昼、飲み物などは持参した方が良さそうです。

www.city.iruma.saitama.jp

JR八高線金子駅からスタート。きれいな駅舎です。八高線は概ね30分に1本の運行なので行く前には前にしっかり時刻表を調べた方が良さそうです。

おしゃれな駅舎

駅を出たら地図があります。先ほど紹介した元気な入間ふれあい茶ん歩道(さんぽみち)の地図があります。全部で7コース、いずれ全部歩いてみたいものです。

いくつもハイキングコースが

駅を出たら道標に従い歩きます。この道標の茶業特産研究所方面に進みます。(実は、茶業特産研究所はスルーしたようで、立ち寄れていません。次の機会に)

このあたりは金子台と言われるところで、広がる茶畑は関東以北では最大規模らしいです。さすが茶どころ。

茶畑脇の道標。茶畑の上の方に扇風機のような「防霜(ぼうそう)ファン」が見える時も

道標が多くて安心です。

最初のポイント、金子公民館・図書館・支所。ここでは元気な入間ふれあい茶ん歩道(さんぽみち)の紙の地図がいただけました。もちろんトイレもお借りできますよ。

公民館の十字路を左(北)に曲がり

丘陵が見えてきました

郵便局を目指し、郵便局があったらもう少しまっすぐ。

この道標に従い緑のトラスト唐沢流域樹林地に向かいます。

ここが入り口。

やっと山道らしいところに

 

緑のトラスト保全地、埼玉県内には14箇所あるそうです。

saitama-greenerytrust.com

道標もありますよ。動物も出るようです。さすがにクマは出ないと思いますが、イノシシは突進するのでぶつかったら危険。注意して(といってもどう注意していいかわかりませんが)。ちなみにこのエリア、カモシカに出会えることも。私も青梅市との県境で何回か見たことがあります。カモシカはほとんど危害を加えないといわれますが、なるべく驚かさないようにしたいものです。

小川の流れる森の中を歩きます。

橋もあります

道標に従って進みます。

ここがトラスト地の北端みたいでした。

また橋が

階段を登って

オリエンテーリングの目印も

神社らしい建物が見えてきました。

八幡神社だったのですね。そしてまた道標

神社にお参りした後、写真右の道を進み

一旦車道に出ました。向こう側に道は続いていなさそうだったので、右に進んだら

道標が。桜山展望台を目指します。

ちょっと進んだらこんな企業が。

最初に画像で掲載した地形図に「あたん」とあるように、この地域では石炭よりも火力の弱い亜炭や泥炭が今でも採掘されているようです。

こんな市街地に小さいとはいえ炭鉱があるなんて不思議な感じもします。

もう少しで桜山展望台。ちょっと登ります。

ここからとうとう加治丘陵かな。

展望台が見えてきました。

ここが桜山展望台。もちろん登ります。トイレもありますよ。

この日は天気がイマイチだったのですが、都心方面を見たらスカイツリーも見えました。

都心方面

奥多摩方面も見えています。右のほうに特徴的な形の大岳山も。

残念ながら富士山は見えませんでした。天気が良かったらなあ

武甲山など秩父の山並みはもちろん、写真は省略しますが丹沢の山並みも見えますよ。

展望台の近くにトイレあります。利用時間は16時30分まででした。

今回は仏子駅まで行きます。

東屋もあります。

こちらが山仕事の広場でしょうか

今回は遊歩道北コースを進みます。下の地図で「駿河台大学方面」に行くと多分トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に行けると思います。多分、というのはこの時行っていないので詳細不明ですが、北欧風のカフェなどもあるそうで、いずれ行ってみたいものです。メタセコイヤの紅葉が有名みたいですが、今年はもう終盤とのこと。

上記の地図では一部分のみですが、HPに加治丘陵の全体マップが掲載されています。金子駅などでも配布されているようです(知らなかった!)。

以下のHPより引用:https://www.city.iruma.saitama.jp/material/files/group/24/mapura2023.pdf

仏子駅に向かって歩きます。時間が許せば自然探勝路を巡るのも楽しそうです。

三角点がありました。阿須山の山頂は展望全くなし(笑

ここ行っちゃっていいのかな。国土地理院の地図では道になってるけど。

すぐに舗装路に合流しました。ここは昭和44年8月〜昭和61年3月までサイクリング専用道路「武蔵サイクリングコース」として使われてきましたが、今はハイキングコースとなっているようです。緩やかなアップダウンのある道です。

仏子駅を目指します。

ちょっと暗くなってきました

ちょっとした坂を下ると街中に。(途中謎のオブジェがありましたが、写真は取りませんでした)

ここまでくればもう安心。

しばらく歩けば仏子駅、今回のゴールです。コンビニは駅の反対側にありますよ。

 

冒頭で「縁がなかった」と書いた仏子駅、実は数年前、一時期仕事で通っていたのです。その時からずっと一度は歩いてみたいと思っていた加治丘陵、ようやく悲願達成しました。歩いた時は体調がイマイチでしたが、舗装路が多くアップダウンも控えめで問題なく歩けました。ただ3時間の行程は歩き慣れない方ではちょっと長いかもしれないので、無理せずに。疲れた時は先ほど掲載した加治丘陵の地図を参考に、バス停まで歩いてバスで戻ってくださいね。

 ✳︎ コース内のスポットなど ✳︎ ・所要時間:3時間半程度(休憩時間含まず)
・トイレ:駅と金子公民館、桜山展望台、加治丘陵内の山仕事の広場
・コンビニやスーパー:仏子駅前にファミリーマート金子駅前には無し。
・装備:スニーカーなど歩きやすい靴と速乾性の動きやすい服、食べ物と飲み物。天候次第では雨具(レインスーツ)もあると安心ですが、舗装路も多く傘でも大丈夫な場所も多いです。

 

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