アラ還女子のゆるゆるハイキング 主に関東近郊

いろいろあるけどすきを見て山を歩いています

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三頭山:東京だけど夏でも涼しくゆるハイキング

6月ですがもうすでに猛暑の気温。私のホームマウンテンは高尾山ですが、例年梅雨明け以降はさすがに気温が上がり、熱中症の危険も。なるべく沢沿いの6号路を歩いてますが、それも毎週は厳しいです。

私は公共交通機関勢、かつ家のこともあり泊まりの山歩きは難しくて。よほど頑張らないとアルプスは無理で、木曽駒ヶ岳ならギリ日帰りできるかも、という感じです(でも木曽駒もロープウェイが混むんですよね…)

そんな時でも比較的涼しく歩けるのが、東京都にある三頭山。

hinohara-kankou.jp

都民の森として整備されていて、私の弱った体力でも歩けて、森歩きだけでも楽しくて、山歩きに慣れていない方でも楽しめるのが良いと思うのです。

www.hinohara-mori.jp

 

そしてバスで行けるのもポイントが高いです。時刻表は「ハイキング時刻表(ポケット時刻表)」からダウンロードできます。ハイキングには武蔵五日市駅発8時10分都民の森9時18分着が良さげ…とみんなが思うからか、この時間のバスはとても混みます笑

www.nisitokyobus.co.jp

また、歩き足りなければ笹尾根を南下していけば、もっと長いコースを歩けます。

三頭山の標高は1,531m。夏場は歩けば汗ばみますが、歩き始めの「都民の森」の標高は1000m程度のため、それなりに涼しい山歩きができます。本当はもうちょっと遠くに行きたいけど、難しいなと思う時に行くことが多いです。

以下の地図のオレンジのルートがメジャーな三頭山ハイキングコース。都民の森駐車場からスタート、鞘口峠から三頭山と大沢山を経由して駐車場に戻るルートです。見晴小屋までは散歩感覚で歩いている方も多いですが、山道も多くそこそこ標高もあるので、天気の急変なども想定した山歩きの装備が安心と思います。

https://www.hinohara-mori.jp/wp/wp-content/uploads/pdf/course_05_mitou.pdf より引用。改めて地図を見たら砥山って行ったことないです

バス停を降りたら目の前にトイレがあります。武蔵五日市駅から1時間以上バスに揺られたのですぐ駆け込みたいのは山々。でもここは非常に混む上に狭いんです。

歩いて10分ほどの森林館のトイレの方が空いていることが多いため、もっぱら私はそちらを利用することが多いです。森林館が混んでいても近くの木材工芸センターにもトイレがありますよ。いずれも水洗できれいです。

また、バス停近くには売店も。お弁当などは売っていないものの、お団子やカレーパン程度なら購入できる時も。また、地場野菜なども販売しているのですが、山を登る前だと荷物は増やしたくないし葉物は痛みそうだしと、悩ましいところです。

振り返って撮影。売店前にはベンチもあり、ここで靴紐を締め直すことが多いです。売店横には水道もあるので水もくめますよ

売店前を通り過ぎると見える、この看板の右には

舗装された道があります。

このトンネルの上に森林館と木材工芸センターがあるのですが、いつもなぜか写真を撮ってなくて。森林館にはレストランもあるのでお食事もできるのですが、たいてい山頂で食べちゃうのでまだ入ったことがないのが残念。

森林館を過ぎると舗装路ではなくなります。鞘口峠を目指して

この写真はちょっと古いので、ちょっと雰囲気がかわっているかもしれません。

しばらく山道を歩けば鞘口峠。森林館から歩いて30分ほど(コースタイム)です。


三頭山方面に歩けば見晴し小屋に。

この先はブナの路(みち)。東京にいながらブナの森を歩けるなんて。

山頂の手前に展望台があり、天気が良ければ大岳山などの展望が。人が利用していることが多く、スルーすることが多いです。
三頭山、というのは三つの山頂があるから。まず東峰。鞘口峠からだいたい1時間半程度で着けると思います(コースタイムで歩いた場合)。

次に一番標高の高い中央峰

そして立派な山頂標のある西峰に。ここから富士山も見えるからか、広さもそこそこあるからか、休憩している人が一番多い山頂です。

西峰からは鶴峠方面や、奥多摩湖に降りるヌカザス尾根もありますが、初心者の私はもっぱらムシカリ峠方面に降りることが多いです。一度ヌカザス尾根を下山に使ったことがありますが、まあまあ急です。ロープはあるのでなんとかなりますがなかったら私のスキルでは降りたくない感じでした。

西峰から5分ほど階段を下るとムシカリ峠。さらに数分進むと避難小屋があります。こちらにはトイレもあるのでここで昼食休憩の方も多いです。雨の日などは小屋の中でお昼にすることも。トイレは汲み取り式で、当然手洗い水はないので紙や消毒用アルコールがあった方が無難です。また、この避難小屋から5分ほど下ったところに水場があるようですが、一度も見つけられたことがありません。

昔撮った写真しかなくて季節外れなカットに

避難小屋を過ぎてさらに10〜15分ぐらい進むと大沢山。

こんな写真しかなかったのですが、天気が良ければこちらからも富士山が見えますよ。空いているのでここでお昼も良いかもしれません。
さらに15分くらい進むと分岐に。三頭大滝まではコースタイムで40〜50分程度です。

途中、道標は多くわかりやすい道です。

しばらく下ると大滝休憩小屋。大きな東屋のような小屋です。トイレもありますが、確か汲み取り式だった気がします(うろ覚え)。少し歩くと三頭大滝。

これも紅葉時期の写真しかなくて

三頭大滝からバス停のある駐車場まではコースタイムで30〜40分程度。歩く人も多いので安心です。慣れないうちは、バス停からここまでの往復でも楽しいと思います。

ちなみに冒頭で触れた笹尾根へ行くには、下の看板の分岐を西原峠方面に進みます。

笹尾根は高尾山まで続く尾根ですが、エスケープルートが多いので膝を悪くする前はよく歩いていました。この分岐から1時間半ほどで着く西原峠からの下山路は、数馬の湯の近くにおりるため、温泉で汗を流してからバスに乗れるのが良いです。数馬の湯は、三頭山帰りに途中下車して入浴しても。週末だけですが3名以上で都民の森からの送迎もあるようです。詳細はHPをみてくださいね。

kazumanoyu.net

森林館に割引券もあると思います(以前行ったときはありました)。

笹尾根は、高尾山などに比べると歩く人が多くはなく、途中トイレなどもないので、できればソロは避けて(と言いつつ私はソロが多いのですが)、YAMAPやヤマレコ などで位置を確認しながら歩く方が安心と思います。

その他、どのエスケープルートも1時間〜1時間半程度でバス停近くに下山できると思います。上野原方面のエスケープルートもありますが、バス便は少ないので、檜原村側(数馬発武蔵五日市駅行きのバス)の方が便利です。とはいえ1〜2時間に1本くらいでしょうか。

また、エスケープルートも通行止めの場合もあるので、最新情報をチェックしてから歩いてくださいね。

https://www.vill.hinohara.tokyo.jp/cmsfiles/contents/0000000/628/haikingugaido.pdf より引用


実は三頭山のおすすめは春の新緑と避難小屋の写真のような秋の紅葉。ただし毎年10月にはトレランのレース「ハセツネカップ」が開催されますので、レースの時は遠慮した方が良さそう。普段もレースの練習をされる方が多くいらっしゃいますよ。

 ✳︎ コース内のスポットなど ✳︎ ・所要時間:4〜5時間程度
・トイレ:数カ所あり。一部は汲み取り式。場所は冒頭の地図参照
売店:バス停近くにあり。カレーパンなどは購入可。
屋根付きの休憩小屋や避難小屋も数カ所あり
・温泉:数馬の湯
清里駅から徒歩10分ほどのところに「萌木の村」にはレストランなどあり。

 

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