宮ヶ瀬湖の北側にすてきなハイキングコースがあることは知っていたのですが、我が家からの公共交通機関が便利ではなく、なかなか行けていませんでした。しかもこの地域、ヒルの多発地域なんです…。
昨年、ようやく涼しくなった11月に歩いたときの情報ですが、山歩きのご参考までに記事に残しますね。これからの時期なら、なるべく晴天が続いた後の方がヒルの被害も少ない…かもしれません。(もっともヒルは吸血されるけど病原菌などはないので、マダニよりはマシとおっしゃる方もいます。そのへんは個人の考え方次第かも)
登山口まではバス利用。あいかわ公園からスタートならJR横浜線の橋本駅か相模原駅、鳥居原ふれあいの館からスタートなら小田急線の本厚木駅です。いずれも1時間近くバスに乗りますので、行って歩いて帰れば夕方。さすがに半日では難しそうですが、宮ヶ瀬湖の絶景は一度見ておきたい、と頑張って行ってきました。
今回はトイレのある終点の半原バス停からスタート。橋本駅か相模原駅で田名バスセンターまでいってから
半原行きのバスに乗りかえて、終点で下車。
でも、一番近い愛川大橋バス停で下車した場合は、少し先のあいかわ公園のトイレを利用できますよ。
南山に行くにはあいかわ公園の中を通ります。
入口から入って右側にあるパークセンターに売店があるそうですが、この時は入らず、詳細は不明です。あいかわ公園は宮ヶ瀬湖に隣接しており、逆ルートにして下山後に宮ヶ瀬湖のインクラインに行くのも楽しそうです。
園内のルートもいろいろありますが、今回は冒険広場経由で自然観察林を通り、南山に向かいました。この看板の裏に道があります。
だいたいゆるい道です(写真は振りかえって撮影)
途中あずまやもありました。ここからの景色も良かったです。
途中、ロープや鎖のあるところもありましたが、念のために設置されているようでした。下りなら使うかも?という感じです。
しばらく歩くと山頂に。
宮ヶ瀬湖と丹沢の山並みを見ることができます。
南山の山頂にはベンチはありますが、トイレはありません。トイレはこの先、20分ほど歩いたところの権現平にあります。ただ、下の写真を見る限り冬季は使用できなさそうです。
権現平にもあずまややベンチがありますので、ここでお昼にしてもいいかもしれません。
権現平からも宮ヶ瀬湖がよく見えます
権現平からは30分とちょっとで鳥居原ふれあいの館につきます。
ここからバスで橋本駅に戻ることができますが、1時間に1本で、14時台にはありません。13時10分の後は15時40分です。ちょうど下山の時間になりそうで、困っちゃいますよね。
鳥居原には売店や食堂、この地域の特産品である組ひもを作る体験などもできますし、景色を見るだけでも楽しいもの。バスを待つ間のお楽しみもたくさんありますよ。
でも少しでも早く帰りたい方や、宮ヶ瀬園地まで行ってみたいと思う方は歩いて宮ヶ瀬園地に行くこともできますよ。鳥居原から宮ヶ瀬湖園地まで歩いて50分〜1時間程度です。宮ヶ瀬園地からの本厚木行きのバスは1時間に1本、9時から17時までの間は毎時0分発車です。鳥居原より多少本数が多く、便利かもしれません。
春から秋からの時期にある行きたい方は、ヒル避けスプレーや塩を持参したり、
ゲイターなどで足元からの侵入を防いだりストッキングを履いたりと、ネット検索ではいろいろ出てきます。私が昼に遭遇した時は、ヒル専用では無い虫除けスプレーをかけただけ(ヒルよけがなかったので)でも効果がありました。
以下は神奈川県発行の山蛭対策マニュアルです。ご参考までに。
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/15105/yamabiru_taisaku_manual_1.pdf
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