アラ還女子のゆるゆるハイキング 主に関東近郊

いろいろあるけどすきを見て山を歩いています

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山頂に行かなくたって山歩きは楽しめる

例えば高尾山。高尾山口駅から高尾山の山頂まではコースタイム通りで約1時間半かかりますが、山歩きを始めたばかりの頃はそんなに歩けないですよね。もちろんケーブルカーを使えば高尾山駅から山頂まで歩いて30分。ただ、ケーブルカーは往復で1000円近くと、なかなか痛い出費です…

高尾山に初めて行く、または遠方で1回は高尾山に行ってみたいなどの目的があればケーブルカー利用もありとは思うのですが、私のように体力維持や、森の中を歩いて癒されたい、展望を楽しむ、などが目的であれば、必ずしも山頂に行かなくてもいいのではないか、と近頃は思うようになりました。

無理せずに、ハードルも遭難のリスクも下がる山歩き 私の場合

この辺はとても難しいところなのですが、山頂を目指してちょっと頑張ることが体力アップにもつながるものの、年齢的に無理をしすぎることで遭難のリスクも上がるからです。

実際のところ、そのような大それた話ではなく、基本的にヘタレな私としては、ちょっと山を歩けただけでも自分を褒めてあげたくて笑 

そして私自身がちっぽけな成功体験を積み重ねることで少しずつ長い距離、高い山を歩けるようになったので、もし山歩きを迷っているかたがいらしたら、無理に山頂まで行かなくても、まずは途中まででもいいのではないかしら?とも思うのです。何度も挑戦して、いずれ山頂に行くもよし、行かないのもまた良しと思います。

途中まで山歩きの一例:高尾山や大山

高尾山なら、まずは稲荷山ルートの稲荷山を目指すとか(あ、一応山頂でしたね)。歩く人が多いのも安心できるポイントですが、狭いところもあるのですれ違いなどは気をつけてくださいね。

もちろん装備もそれなりに整えて。稲荷山くらいなら運動靴やお手持ちのリュックなどでいいかもしれませんが、防寒具にもなる雨具は最低限あったほうがよさそうです。

kumamori-hike.com

また、ソロで山歩きをする際に私が気をつけていることを以下もまとめていますので、少しでもご参考になればうれしいです。

kumamori-hike.com

稲荷山は東京や横浜方面の展望がひらけていますので、途中とはいえ達成感も。ベンチもあり一休みもできますので、今の時期はタンブラーにコーヒーなど入れて、おやつも持っていけば休憩も楽しくなりそう。人の行き来は多いので落ち着かないときもあるかもですが…

私の鈍足の場合は高尾山口駅から稲荷山まで40分程度。若い人なら30分程度でしょうか。下山も含めたら1時間+αくらいと思います。

関東近郊であれば、丹沢の大山も。ケーブルカーで阿夫利神社まで登ってから山頂に行くのも、もちろんいいのですが、バス停からケーブルカーを使わず大山寺(だいせんじ)や阿夫利(あふり)神社までの道も良いですよ。大山寺は紅葉の名所で、途中の道は紅葉や新緑の時期も良いものです。展望はあまりないですが、お参りしたら疲れたらベンチで休んでケーブルカーで降りることもできます。

途中の階段から振り返って

阿夫利神社も紅葉がきれいですし、何より伊豆大島

三浦半島、房総半島などの展望が楽しめるもいいところ。

神社周辺にはベンチも多いので昼食休憩もできますし、近隣にはお茶屋さんもあるのでそこでのお食事をモチベーションにしても笑。難点は高尾山と同様、いつ行っても割と人が多いところでしょうか。

阿夫利神社からもケーブルカーで下山できます。遭難は疲れが出てくる下山時に起こりやすいと言われますので、出費は痛いものの、無理せず文明の利器を使うのも大事。(怪我したら出費どころの話ではなくなりますので)

 

アラ還はだんだん骨折などの怪我が治りにくくなるお年頃。後から来た人に追い抜かれるとつい頑張りたくなりますが、そこはマイペースに無理せず。先を急ぐ方には道を譲り、のんびり歩いたっていいんですから。これからも楽しく身の丈にあった山歩きを楽しめたらいいな、と思います。

 

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