アラ還女子のゆるゆるハイキング 主に関東近郊

いろいろあるけどすきを見て山を歩いています

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富士急バスの名物おじさんと、JR中央線近隣のハイキングコース

先日、関東の鉄道会社で主催しているハイキングコースや、公開しているハイキングマップの記事をまとめました。

kumamori-hike.com

今回は富士急バスがご紹介しているハイキングコースについてご紹介します。中央線沿線の駅で毎年春〜秋頃に紙製のパンフレットが配布されている(2024年の情報です)富士急のハイキングコース、以前から気になっていたところです。

この写真のパンフレットは少し古いです

その前に、タイトルに記した名物おじさんについて。出会ったきっかけは数年前、上野原市にある八重山という低い山を歩いたことです。この時はバスは使わず、JR中央線上野原駅からのスタートでした。

八重山と、すぐ近くの能岳を歩いて下山。その後は登山口から少し先の新井バス停からバスで駅まで戻ろうと思ったらあいにく1時間以上バスがこない…。仕方なく上野原駅まで歩こうと車道わきをとぼとぼ歩いていたら、その近くの人家にいたおじさんに「山に行ってきたの?」と声をかけられました。

八重山に行きましたよ〜」とお答えすると、おじさんは「地図はどうしたの?」とおっしゃったのです。これは、登山界隈でよく聞く山なめおじさん(山をなめるなと若者に説教をするおじさん、私は若くないですが笑)かしら?と一瞬みがまえ、「紙のマップとスマホのアプリ、観光案内所でも地図をいただきました」とお答えしたら

「もっといい地図があるから、あげる」と想定外のお答えが。それでいただいたのがこの地図です。

お花などの見どころから危ないところ、トイレやバスの時間まで網羅されているすごい地図です。そして「八重山もいいけど要害山はもっといいよ。尾根歩きの展望がいいんだよ」と教えていただきました。このおじさんは以前バスの運転手をしていたのだけど、今は退職しているとも仰っていました。

後日、このおじさんはかつて富士急バスにお勤めで、近隣の山に精通している長田さんということを知りました。以下の書籍でも長田さんのお名前が出てくるそうです。

現役時代の長田さんはバスに乗ってくる登山客にお手製の地図をお渡し(先ほどの写真と同じものかもしれません)し、説明もしてくださったそうです。私がお話しした際にも近隣の山のいいところをずっとお話ししていて、本当に山が好きな方なんだな、と嬉しくなったものです。

家に帰ってからネットで検索したら長田さんの逸話がたくさん出てくるではないですか。一例がこの記事。

yamap.com

長田さんの貢献もあってか、富士急バスでは先ほど写真に掲載したようなパンフレットを毎年発行しています。

その富士急バスのハイキングコースの情報、紙のパンフレットが入手できなくても、HPにも掲載されているのでどなたでも見ることができます。地図は簡易なものなので実際に歩く際は登山地図が必要ですが、バスの時刻表もあるのでかなり便利です。

www.fujikyubus.co.jp

紹介されている山は富士山に近い三ッ峠山、足和田山、杓子山、道志方面の今倉山〜二十六夜山、中央線沿線の生藤山、扇山、百蔵山、先ほど出てきた要害山、権現山、丹波山村小菅村方面の坪山、奈良倉山〜鶴寝山。どのコースも基本的には登山の装備が必要です。

実は生藤山は何度も歩いている山で、展望のよい冬に歩くのが好きです。他にも行ったことのある山がいくつもありますが、未だ歩いていないところも。基本的には低山で冬場でも比較的歩きやすそうなところも多そう。機会があればゆっくり歩いてみたいと思います。

 

 

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