アラ還女子のゆるゆるハイキング 主に関東近郊

いろいろあるけどすきを見て山を歩いています

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狭山茶どころの展望台、加治丘陵。金子駅〜仏子駅まで:初心者の関東近郊半日ハイキング

八高線金子駅、と言われてどのあたりにあるか想像できますか? 実は、私は知りませんでした。

正解は埼玉県入間市。八王子(拝島でもいいです)から八高線に乗り、横田基地のある東福生駅を過ぎ、東京都と埼玉県の境目、瑞穂町にある箱根ヶ崎駅の次が金子駅

今回はその金子駅から、これまた私にとっては縁のなかった仏子(ぶし)駅まで、丘陵を歩きます(仏子駅西武線です)。ルートは以下の本に紹介されているものに近いものです。金子駅から丘陵に入る前に、公民館をお借りしているところなどが異なります。

今回歩いたのはこんなコースです。今回も駅から駅を結んで歩きます。

地理院地図Vector(試験公開)を加工して作成。ルートはラフな手書きです。

入間市の「元気な入間ふれあい茶ん歩道」の「5.茶畑と丘陵を歩く」と「4.加治丘陵を楽しむ」をつないで歩くような感じです。全体的に道標が完備されていて迷いにくいとは思いますが、私は方向感覚が怪しいので、YAMAPなどのアプリに頼って歩きました。

また、途中と金子駅前にはコンビニや商店などはほとんどないので、おやつやお昼、飲み物などは持参した方が良さそうです。

www.city.iruma.saitama.jp

JR八高線金子駅からスタート。きれいな駅舎です。八高線は概ね30分に1本の運行なので行く前には前にしっかり時刻表を調べた方が良さそうです。

おしゃれな駅舎

駅を出たら地図があります。先ほど紹介した元気な入間ふれあい茶ん歩道(さんぽみち)の地図があります。全部で7コース、いずれ全部歩いてみたいものです。

いくつもハイキングコースが

駅を出たら道標に従い歩きます。この道標の茶業特産研究所方面に進みます。(実は、茶業特産研究所はスルーしたようで、立ち寄れていません。次の機会に)

このあたりは金子台と言われるところで、広がる茶畑は関東以北では最大規模らしいです。さすが茶どころ。

茶畑脇の道標。茶畑の上の方に扇風機のような「防霜(ぼうそう)ファン」が見える時も

道標が多くて安心です。

最初のポイント、金子公民館・図書館・支所。ここでは元気な入間ふれあい茶ん歩道(さんぽみち)の紙の地図がいただけました。もちろんトイレもお借りできますよ。

公民館の十字路を左(北)に曲がり

丘陵が見えてきました

郵便局を目指し、郵便局があったらもう少しまっすぐ。

この道標に従い緑のトラスト唐沢流域樹林地に向かいます。

ここが入り口。

やっと山道らしいところに

 

緑のトラスト保全地、埼玉県内には14箇所あるそうです。

saitama-greenerytrust.com

道標もありますよ。動物も出るようです。さすがにクマは出ないと思いますが、イノシシは突進するのでぶつかったら危険。注意して(といってもどう注意していいかわかりませんが)。ちなみにこのエリア、カモシカに出会えることも。私も青梅市との県境で何回か見たことがあります。カモシカはほとんど危害を加えないといわれますが、なるべく驚かさないようにしたいものです。

小川の流れる森の中を歩きます。

橋もあります

道標に従って進みます。

ここがトラスト地の北端みたいでした。

また橋が

階段を登って

オリエンテーリングの目印も

神社らしい建物が見えてきました。

八幡神社だったのですね。そしてまた道標

神社にお参りした後、写真右の道を進み

一旦車道に出ました。向こう側に道は続いていなさそうだったので、右に進んだら

道標が。桜山展望台を目指します。

ちょっと進んだらこんな企業が。

最初に画像で掲載した地形図に「あたん」とあるように、この地域では石炭よりも火力の弱い亜炭や泥炭が今でも採掘されているようです。

こんな市街地に小さいとはいえ炭鉱があるなんて不思議な感じもします。

もう少しで桜山展望台。ちょっと登ります。

ここからとうとう加治丘陵かな。

展望台が見えてきました。

ここが桜山展望台。もちろん登ります。トイレもありますよ。

この日は天気がイマイチだったのですが、都心方面を見たらスカイツリーも見えました。

都心方面

奥多摩方面も見えています。右のほうに特徴的な形の大岳山も。

残念ながら富士山は見えませんでした。天気が良かったらなあ

武甲山など秩父の山並みはもちろん、写真は省略しますが丹沢の山並みも見えますよ。

展望台の近くにトイレあります。利用時間は16時30分まででした。

今回は仏子駅まで行きます。

東屋もあります。

こちらが山仕事の広場でしょうか

今回は遊歩道北コースを進みます。下の地図で「駿河台大学方面」に行くと多分トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に行けると思います。多分、というのはこの時行っていないので詳細不明ですが、北欧風のカフェなどもあるそうで、いずれ行ってみたいものです。メタセコイヤの紅葉が有名みたいですが、今年はもう終盤とのこと。

上記の地図では一部分のみですが、HPに加治丘陵の全体マップが掲載されています。金子駅などでも配布されているようです(知らなかった!)。

以下のHPより引用:https://www.city.iruma.saitama.jp/material/files/group/24/mapura2023.pdf

仏子駅に向かって歩きます。時間が許せば自然探勝路を巡るのも楽しそうです。

三角点がありました。阿須山の山頂は展望全くなし(笑

ここ行っちゃっていいのかな。国土地理院の地図では道になってるけど。

すぐに舗装路に合流しました。ここは昭和44年8月〜昭和61年3月までサイクリング専用道路「武蔵サイクリングコース」として使われてきましたが、今はハイキングコースとなっているようです。緩やかなアップダウンのある道です。

仏子駅を目指します。

ちょっと暗くなってきました

ちょっとした坂を下ると街中に。(途中謎のオブジェがありましたが、写真は取りませんでした)

ここまでくればもう安心。

しばらく歩けば仏子駅、今回のゴールです。コンビニは駅の反対側にありますよ。

 

冒頭で「縁がなかった」と書いた仏子駅、実は数年前、一時期仕事で通っていたのです。その時からずっと一度は歩いてみたいと思っていた加治丘陵、ようやく悲願達成しました。歩いた時は体調がイマイチでしたが、舗装路が多くアップダウンも控えめで問題なく歩けました。ただ3時間の行程は歩き慣れない方ではちょっと長いかもしれないので、無理せずに。疲れた時は先ほど掲載した加治丘陵の地図を参考に、バス停まで歩いてバスで戻ってくださいね。

 ✳︎ コース内のスポットなど ✳︎ ・所要時間:3時間半程度(休憩時間含まず)
・トイレ:駅と金子公民館、桜山展望台、加治丘陵内の山仕事の広場
・コンビニやスーパー:仏子駅前にファミリーマート金子駅前には無し。
・装備:スニーカーなど歩きやすい靴と速乾性の動きやすい服、食べ物と飲み物。天候次第では雨具(レインスーツ)もあると安心ですが、舗装路も多く傘でも大丈夫な場所も多いです。

 

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