三浦半島の武山は低いし多くが舗装路歩きだけど、その分ハードルが低くてアラ還の初心者にも優しいコース。畑の中をのんびり歩けて、時折海や遠くのやまなみが見えていいコースです。秋〜冬にかけてはみかん狩りも楽しめて、子供連れにも好評でした。
帰りは農産物のお土産をたくさん買いたくなるのでリュックはちょっと大き目がいいかも。時間があれば三崎港まで足を伸ばしてマグロを堪能しても。このコースは標高も低くて夏場は暑いので、みかん目当てでなくても秋から春に歩くのが良いと思います。
武山のハイキングコースは「東京発 半日ゆるゆる登山」に掲載されていますが、今回ご紹介のルートは少しだけ違います。(試し読みできるページに武山の記事がありますよ)
こちらも石丸哲也さんの本ですが、今回のルートは地図の説明が詳しいこの本を参考にしました。こちらも試し読みできますが、武山のページは実際の本で見てくださいね。
私が歩いた時はこんなルートで歩きました。農道のような道がたくさんあるので、少しわかりにくい場所もあるかもしれません。私はGPSアプリ頼み(YAMAPやヤマレコ )で歩きました。
津久井浜は京急線の駅。東京の西の方にあるわが家には縁遠い路線ですが、海の方を走るイメージにワクワクしながら乗ります。
駅を出てしばらく川沿いを歩いたら、みかんとキャベツの畑が。畑の中を歩くのもいいものだなあと思いながらのんびり進みました。
しばらくは舗装路歩きでも、海や畑を見ながらのハイキング、ちょっとウキウキでした。
観光農園では一年中収穫体験できそうです。ただ、お芋掘ったあとに山歩く元気はあるかな、なんて(多分しないので余計な心配)。イチゴ狩りなら大丈夫かな。
遠くの山や、伊豆諸島と思われる島が見えたりして、低いのに展望がきくのですね。
三浦富士の山頂には石碑がたくさん。富士山信仰に由来するものらしいです。眺めは良いのですが大人数だと休憩も大変かも、と思うようなコンパクトな山頂でした。三角点もあるそうですがこの時は見つけられませんでした。
三浦富士から30分ほど歩くと砲台山。昭和時代に海軍が砲台を作ったそうで、由来がわからない遺構がところどころにあります。
砲台山は今回のルートで一番高いところのようで、標高は204mです。展望があるわけでもないので休憩せずに先に進みました。
と言っても砲台山からゆるゆるスピードで20分ほど歩けば武山です。最初はいかつい施設が見えて
ところどころ手書きの看板なども出てくると山頂のようです。
山頂は水洗のきれいなトイレがあって、展望台にベンチなどもあります。私が行った時はここでお昼にしました。のんびりできるいいところです。売店はなかったと思うので、お昼やおやつ、飲料は持参したほうが良いと思います。(トイレに水道はありますが)
また、山頂には雰囲気の良いお寺もありました。武山不動院というそうです。
武山不動尊はツツジの名所らしく、春に歩くのも楽しそうです。また、お不動様を祀るお寺なので28日はお不動様の日になります。特に1月28日は初不動となり、多くの出店で賑わうそうですので、この時に来てもいいかもしれません。
お昼休憩でのんびりしたら下ります。途中、ロープがあるところも。
そのあとは、また舗装路歩き。とはいえこちらにもみかん園や野菜などの直売所があるのが楽しいです。三浦半島なので野菜は大根やキャベツなどがメインでした。みかんもですがちょっと重さがあり、持ち帰りが悩ましいです。
そして駅までのんびり歩いてゴール。私が行った時は歩いた時間は3時間程度(休憩は含まず)でした。
なお、お隣の三浦海岸駅では2〜3月に三浦海岸桜祭りが開催され、駅前に産直のお店が出るそうです。さらに三浦海岸駅から徒歩25分程度の小松が池公園までの道は河津桜の並木もあるそう(「駅から山登り 関東55コース」の情報より)。
ちょっと遠くなりますが、来年の春に武山を歩くなら、三浦海岸駅ゴールにして桜を楽しむのもいいかも、とも思いました。
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