アラ還女子のゆるゆるハイキング 主に関東近郊

いろいろあるけどすきを見て山を歩いています

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膝の痛みの杖生活からハイキング復活まで:私の経験談

数年前より半月板を痛めた状態が続いています。現在、完治とまでは行きませんが、膝を守るよう気をつけることでほぼ問題なく日常生活が過ごせています。ハイキングは以前のようにはできませんが、高尾山口駅から景信山くらいまでは歩けるまでに回復しています。

一時期は本当に膝の痛みがひどく、杖なしでは歩けなくて、もう二度と山歩きができないのかとがっかりしました。そんな時にネットで探した経験談をみつけ、治ったり折り合いをつけている方々がいらっしゃることを知り、いつかはなんとかなるかもと勇気付けられたのです。

 

私も、同じようにどなたかのお役にたてればと思い、経験談をアップします。時系列に沿って起きたことをつらつらと書きますのでいつも以上にオチがなかったりしますが、こんな事例もあるという記録としてみていただければと思います。

転倒後数日後に膝がつるような感じ、からの違和感

ある日のこと、階段で転倒。主に頭を打ったので病院で念のため検査をすると異常はなし。足は打撲程度でこの時は普通に歩けました。(この時の転倒が膝に影響したかどうかわかりませんが、直近のことですので記しておきます)

それから10日ほど経った時、正座したあとに立ったところ右膝が伸びて動かず、右膝の外側が痛くなりました。その後治ったり痛みが出たりを繰り返し、ひどい時は杖なしでは歩けないほどになったため、近所にある整形外科のクリニックで見てもらうことにしました。

そのクリニックではおじいちゃん先生が診察してくださり、レントゲンを取り、見ていただいた結果、膝の骨は若干変形しているものの痛みの原因は不明とのことで、飲み薬とぬり薬の痛み止めで様子を見ましょう、となりました。ぬり薬をつけるとじきに痛みは和らぎ、その後4日後までは杖なしで歩けるようになりました。

実はこのクリニックのリハビリ室で包帯を巻いてもらった時、リハビリ室の先生(理学療法士さんでしょうか)が小さな声で、「半月板の損傷かもしれないので、もっと専門性の高い病院に行ったほうがいいかも」とおっしゃったのです。その時は連休直前のタイミングでもあり、連休明けに病院に行けるよう、病院を探しておこうと考えました。

とうとう歩くのが困難に

しかし連休中にで実家に帰ったとき、1回しゃがんだあとに立ち上がったら違和感を覚え、これをきっかけに階段を下る際に膝に強い痛みが繰り返し出るようになり、とうとう杖なしでの歩行は困難になりました。

そこで連休中に半月板損傷を専門とする病院がないか調べたところ、公共交通機関で15分くらいの場所に、スポーツでの損傷を含めて膝専門の先生がいそうな病院がありました。そして連休が明けた日にその病院に行きました。やはり、まずレントゲンを撮りましたが最初の病院での診断と同様、異常は見つからないとのこと。そこでこちらの先生は、半月板損傷の可能性があるとおっしゃり、翌週MRIを取ることになりました。ただ、MRIの結果で半月板が損傷していたとしても基本的には手術せず、リハビリで23ヶ月様子を見ることになるでしょう、との説明を受けました。

マッサージで劇的に痛みが取れ、自宅のリハビリで回復

MRI撮影の翌週、病院に結果を聞きに行くと、半月板含め大きな異常はないとの診断でした。小さな異常としては膝に少し水が溜まっているけど治療などをする程度では無い、といった程度でした。

痛い部分は自分でマッサージすると緩和できるとのことで、先生が見本として右膝外側をマッサージすると痛みが大幅に回復。即効性にびっくりしました。この時にマッサージの仕方とともにリハビリ法を教えていただき、リハビリは朝晩、マッサージは痛みが出た時にやっていきました。また、先生はこの時膝は多少痛くても頑張って伸ばしてくださいともおっしゃっていました。(膝は今も完全に花ばしていませんが、この時はもっと曲がっていないと痛みを感じていました)

この時習ったマッサージやリハビリ法は、こちらの本に掲載されているような方法でした。リハビリは主に大腿四頭筋などの軽い筋トレとふくらはぎを伸ばすストレッチです。ともに足を伸ばして床に座って行う、負荷の少ないものです。

病院帰りに立ったまま試しにひざを軽く曲げてみたらまだ痛みが出たので、帰宅後頑張って伸ばし、痛みは塗り薬で対処しました。ただ、これ以降以降ほとんど塗り薬は使わずに過ごせました。

翌日、家の中ではほぼ普通に歩けましたが、外を歩くのはまだこわごわ、ゆっくりでした。でも歩いて数分のスーパーまではなんとか行くことができていました。

さらに翌日はほぼ普通に歩けるようになり、リハビリの効果か右の太ももが1週間程度強い筋肉痛になりました。その後は、主に駅の階段などでつるがしましたが、マッサージである程度回復したので様子を見ました。

さらに1週間後にはストックを使い、マッサージをしながら2万歩まで歩けるように。以降1日1万歩程度歩けるまでに回復できました。

最終的なMRIの診断はやはり

最初の通院から1ヶ月後(リハビリの説明から2週間後)に通院。MRIを再度見たところ、半月板の切れ端が右膝の外側後ろにありそうで、これが痛みなどの原因の可能性があると言われました。手術で取れるがそこまでしなくてもいいのではないか、というのが先生の見立てでした。切れ端の引っかかりが取れる可能性は低いが、切れ端が取れて吸収されれば引っかかりがなくなることもあるかもしれない、日常でしゃがみこまないようにと教えていただきました。

この時、この膝の状態で山歩きをしていいかどうか聞いたところ「痛みが気にならなければしてもいいです。半月板損傷といっても半月板は軟骨のようなもので、骨折や筋の断裂などとは違い、今は痛いだけの現象だから」とおっしゃったのです。一度は無理かと思った山歩きですが、復活できそうとわかりホッとしました。

また、以降の通院は原則不要とのことで、リハビリや痛みが出た時のマッサージを自宅で継続しました。リハビリについては病院で行うか自宅で行うかを聞かれ、自宅で行うことにしました。山歩き復活のため、でもこれ以上膝を痛めないよう、負担の大きくない程度に頑張りました。

この時の病院の適切なご対応のおかげで、半月板損傷もなんとか回復できたと思っています。また、最初の病院で「別の病院に」となかなか勇気のいるアドバイスをくださった先生にも感謝しています。

ハイキング復活は2ヶ月後から

痛みは多少残っても歩くことはできるようになり、ハイキングを少しづつ復活させました。

こんな感じの場所を歩けたという記録です。

20日後:距離3km、累積標高差(登り下り)約60m

・50日後(概ね1ヶ月半経過):12km、200m(羽村草花丘陵など)

・120日後(4ヶ月後):9km、300m(鎌倉アルプス程度)

鎌倉アルプスもいずれ記事にしたいです

・180日後(半年後):8km、450m(高尾山:ケーブルカーなしでの標高差に相当)

・240日後(8ヶ月後):10km、750m(高尾山〜小仏城山程度)このくらいからストックを使わずに歩くことも増えました。

・330日後(11ヶ月後)。:9km、1000m (丹沢の大山:ケーブルカーなしでの標高差に相当)

驚きの白さ

半年後には高尾山程度のハイキングならできるまでに復活しました。

そして今:大体治っているけど完全ではなく

1年以上経った今は、日常生活は概ね問題なく過ごせています。痛みや違和感が出た時は、リハビリの時に行った運動や、マッサージをするようにしています。ハイキングなども膝の調子が良ければストックを持たずに行くこともできるようになりました。

 

ただし以下の状況は今も変わりなく、気をつけて生活している感じです。

・正座は出来ません。正確には、もしかしたらできるかもしれないけど、正座することでまた膝が悪化したら困るのでしない、というのが正確なところです。

・たまに痛みが出たり、軽くつる感じは出る。そんな時はマッサージやリハビリの運動をして対処しています。

・就寝時などに膝を完全に伸ばすと痛いので、膝の下に「足枕」のようなものを置くようにしています。

・今は、以前ほど長い距離(1日に20km以上)などの登山はしないように心がけています。せいぜい12kmくらい。膝の負担も考え、無理をしなくて済む距離に抑えています。

・歩くスピードはかなり遅くなりました。特に下山にはまだ時間がかかっています。

今後の課題

なるべく膝への負担が減るような体づくり、と言うほど大げさでは無いのですが、基本的にはダイエットと筋トレです。でもがっつりできるタイプではないので少しづつ継続していきたいと思っています。

 

・体重を減らし、ひざにかかる負担も減らしたい

・太ももの筋力をつけてひざを守るような体にしたい

・右ひざをかばうことで左ひざにも負担がかかるようになっているので、その点も気をつける

そのために日頃のスキマ時間にウォーキングやスロージョギング、ストレッチや筋トレなどを続けることに加えて、無理のないレベルのハイキングも続けたいと思います。

kumamori-hike.com

 

なお、この記事はあくまでも私の体験談ですので、もし膝に違和感などがありましたら、まずは専門の病院にご相談くださいね。私の経験からは、病院に行くならなるべくひざに詳しい先生を探して行った方が、適切な診断をしていただけるような気がします。

 

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羽村草花丘陵 羽村駅〜福生駅まで:初心者の関東近郊半日ハイキング

草花丘陵という、実にかわいらしい名前のハイキングコースが東京の多摩地区にあります。羽村市と米軍基地の街・福生市を結んで、多摩川に沿った河岸段丘の上を歩くコース、今回は羽村駅からスタートして福生駅をゴールとしました。羽村観光協会のマップもあります(リンク先はpdfです)。

こちらの本にもご紹介されています。

今回歩いたのはこんなコースです。

地理院地図Vector(試験公開)を加工して作成。ルートはラフな手書きです。

JR青梅線に乗って羽村駅に着いたら、草花丘陵を目指して西口に出ます。でもおやつや昼食、飲み物などを購入するなら、先にスーパーや飲食店などが多い東口にたちよりを。東口ロータリーにはあの「3割うまい」ぎょうざの満洲もあるので、私はこちらで食事をしてから歩くこともあります笑

また、同じく東口にはまいまいず井戸という文化財もありますので、時間の余裕があればぜひ。

 

さて、西口を出てしばらくまっすぐ歩くと「カフェ・フィリア」があります。ウガンダの女性を支援するNPOが運営していて、食事はもちろん、コーヒーはテイクアウトもできます。また、ウガンダの女性がつくったカラフルなアクセサリーなども販売しています。

その先には観光案内所が。

前回は春に来たので季節感半周回ったポスターになっています

地元で作られたお菓子やお酒などを売っているときもありますよ。

五差路を渡ったら目指す丘陵を見ながら進み

禅林寺というお寺のところを左に入ります。

ちなみに禅林寺はこのようなお寺。

小説「大菩薩峠」の作者、中里介山のお墓があるそうですが、見たことはありません。

大菩薩峠」の主人公は青梅市の沢井に道場を開いていた設定、地元が近く土地勘があったのですね。

立派な蔵などを見ながら進むと玉川上水があります。羽村玉川上水の起点です

この先に玉川上水のはじまりが。桜の時期はきれいだと思います

玉川上水を渡ったらすぐに多摩川も渡ります。

羽村堰下橋を渡れば、右手に草花丘陵が見えます。


多摩川をわたったら川沿いの道を右に進むと羽村市郷土博物館があります。

博物館の隣の施設に看板もあります

無料で入館できますので、見学したり、ベンチで一休みしたり、もちろんトイレをお借りしても。(今回のルート上には、駅周辺を除けばこちらしかトイレがありません)

中里介山銅像もありますよ

長屋門の前を通り

振り返って撮影


ここから山道に。

途中草花神社があるので、お参りして。

冬場なら赤城や日光方面も見えるようですよ。

この山並みがそうかしら

花神社から少し歩けば浅間岳の山頂!

あずまやがあるのでお昼やおやつ休憩に良さそう。なので、意外と団体さんがいるときもありますが、あずまや以外にもベンチはあるので安心して。

浅間岳は標高235m

実はこの付近に三角点があります。探してみてくださいね。

この後はしばらくゴルフ場の裏を歩きます。

焚き火をできそうなところはなかなかなかったりしますが

車道を横切りまた山道に。

途中富士山が見えるスポットも

半分以上雲に隠れていますが

そして石畳(?)を下ると車道に。

道標に従い歩きます。

新しい道標

一旦車道に出ます。

この道標は少し見つけにくいかも

ハイキングコースは小さな工場の裏手。少し歩くと大澄山の山頂。

ちなみに「だいちょうざん」と読むようです

きれいなあずまやがあるので一休み。

大澄山から先はいくつか道が分かれていますが、草花神社の方に降りれば見事な展望。

神社の長い階段を降りたら左側に曲がり、お寺(慈勝寺)の前を通り、さらに商店の前を通ります。バス停もあり、秋川駅行きのバスが来ますが本数はだいたい1時間に1本です。

2023年3月時点の情報です。最新情報はこちら

しばらくしたら多摩川にかかる永田橋を渡り、まっすぐ歩けば福生駅。ちょっと秋を伸ばして横田基地近くのお店めぐりもいいですし、福生駅に行く途中、左側の道に入れば嘉泉(かせん)というお酒を作っている酒蔵、田村酒造場ありますよ(美味しいお酒です)。11月9日には「福生蔵開き」というイベントもあるようです。

 

実は私が歩くときは、今回のコースを延長して、青梅駅から福生駅や拝島駅まで長めの距離を歩くことも多いです。標高差がなく人も少ない、静かで好きなコースですが、時折自転車も通るので注意してくださいね。私は一回轢かれそうになりました。

落葉樹が多いので、これからの紅葉時期も楽しく歩けると思います(ただしトイレは少ないです)。

また、羽村市では毎年春にチューリップまつりが開催されますので、この時期に合わせて歩くのもいいかもしれません。

 

 ✳︎ コース内のスポットなど ✳︎ ・所要時間:2時間半〜3時間程度(休憩時間含まず)
・トイレ:駅と羽村市郷土博物館(入場無料)
・スーパーやコンビニ:基本的に各駅前のみと考えた方が良いです。
・観光案内所:羽村駅から多摩川の間にあります。農産物なども購入可
・酒蔵:福生市内に田村酒造場嘉泉:かせん)石川酒造(多満自慢
横田基地福生駅から徒歩15分〜20分

 

 

 

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ハイキングの交通費問題:お得な切符(群馬方面鉄道編)

そろそろ紅葉が楽しみな季節。群馬方面の赤城山榛名山では紅葉が始まっているとのことで、行く前に公共交通機関のお得なきっぷを調べてみました。今回は群馬方面の鉄道について。東京からはそこそこ距離もあるので交通費は出来るだけ浮かせたいのです。

赤城自然園の紅葉です

休日おでかけパス:新幹線や特急利用可

休日おでかけパスは大人2720円で1日関東近郊のエリアが乗り放題の切符。利用できるのは、土休日および429日~55日、720日~831日、1229日~13日の毎日です。今の時期(10月)の平日はダメなのね。

上記図はJR東日本HPより引用しています

夏と冬の期間は青春18きっぷの期間に重なります。18きっぷのサービス変更が報道された今、日帰り旅行の際には積極的に活用したい休日おでかけパス。新幹線や特急に乗れる点も18きっぷにないメリットです(特急料金などは別に必要)。

今回、一例として新宿からの運賃を計算して表にしました。新幹線利用なら本庄早稲田駅まで、在来線利用なら神保原駅まで休日おでかけパスが使えます。赤城山なら、休日おでかけパスの区間外となる神保原〜前橋間の運賃を支払っても、往復の普通運賃が約400円安くなる計算に。

赤字追記しました(2024年11月8日)クリックして拡大してみてくださいね

フリーエリア北限の神保原(もしくは本庄早稲田)からの運賃も表に入れましたので、ご自宅からの計算時のご参考にしてくださいね。

また、谷川岳の最寄駅は土合ですが本数が少ないので、新幹線の上毛高原駅から行く方も多いのではないでしょうか。ここからも谷川岳の登山口までバスがあります。休日おでかけパスで普通運賃が約400円安くなる計算に。もし土合駅まで行くのであれば…

ぐんまワンデーローカルパス:群馬県内だけでなく埼玉・栃木の一部エリアも

群馬県内で利用できるぐんまワンデーローカルパスというデジタルフリーパスがあります。群馬県内のJRと私鉄、草津温泉や軽井沢に行くバスにも乗り放題で2500円。

実はこのきっぷ、埼玉県の深谷からフリーエリアになっています。休日おでかけパスの北限、神保原本庄早稲田より東京寄りなので、休日おでかけパスとの組み合わせで、首都圏から群馬県内が5220円で乗り放題に。新宿〜土合なら往復で1000円近く安くなります。これはありがたい。上毛高原駅経由よりは時間はかかりますが、時間に余裕があればこれも良さそうです。(これだと新幹線で高崎まで行く時は多分本庄早稲田〜高崎間の普通運賃を別途払う必要がありそう。要注意です)

なお、ぐんまローカルパスは新幹線以外の特急・急行なら乗車できますので特急草津四万なども乗車できます。もちろん席の予約ができればSLにも乗れますよ(特急や指定席料金などは別に必要)。

今年の冬以降の18きっぷは微妙かも

先ほど少し青春18きっぷについて触れました。今まで少し遠い山に行く時も青春18きっぷを使えば、都内から群馬なら高崎や前橋方面に日帰りならとてもメリット大で、活用していました。片道だけで1980円の場所に、2400円くらい(18きっぷ1日分相当)で群馬に日帰りで行けるとは、実にお財布にありがたかった。

その青春18きっぷのサービス改定について、先日、JR各社から発表になりました

toyokeizai.net

従来までの18きっぷは、期間内に任意の5日間利用できて約1万2千円。同一行程なら最大5人までの利用もできたのですが、今年の冬からは3日間連続利用(1万円)と5日間連続利用(約1万2千円)の2種になり、一人しか使用できないことに。

しかも購入時に利用開始日を指定しないといけないのは辛い。とりあえず切符だけ購入してニヤニヤと計画するのも楽しかったのに…

もちろん、今まで使えなかった自動改札が使えるようになったのは朗報ですが、最大の関心事がコストダウンのアラ還としては、明らかにサービス低下でテンションダダ下がりです。次からの利用はどうしようか、悩ましいです。

また、今まで18きっぷとほぼ同じ期間利用でき、1名のみで連続した7日間利用可能な「北海道&東日本パス」が発表されていました(今年の冬についてはまだ発表されていません)。

toyokeizai.net

18きっぷのサービス低下で、こちらの方にメリットが出てくるかもしれませんので、この冬使うことができたら、ブログに感想をまとめてみたいと思います。

また、これ以外のお得な切符を見つけたら追記していけたらと思います。

(この記事の情報は2024年10月現在、運賃は大人の額です)

 

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栗平丘陵で都県境歩き:五月台駅〜黒川駅まで:初心者の関東近郊半日ハイキング 

今回も小田急沿線の丘陵歩き。一番短いルートなら1時間程度でサクッとゆるっと森の中を歩けるお手軽コース。陽の長い時期なら半休どころか時間休でも歩けそうなルートです。

こちらも小田急沿線自然ふれあい歩道(今は終了)のチラシで知りました。チラシでは五月台駅栗平駅と栗平駅〜黒川駅の2ルートになっていたものですが、今回2つのコースを通しで歩きました。

今回のエリアの地図は、川崎市麻生区の「あさおウォーキングマップ」にもあります。トイレなどの情報もありますよ(多摩沿線地区のpdfをクリックしてくださいね)

www.city.kawasaki.jp

今回歩いたのはこんなルートです。

地理院地図Vector(試験公開)を加工して作成。ルートはラフな手書きです。こうやってみると果樹園マークが多い。8kmくらいの道を2時間半で歩きました

桐光学園裏の尾根から黒川駅までのコースは以下の書籍に掲載されています。この書籍では鶴川駅からのルートが紹介されていて、あの旧白洲邸武相荘を通るのが魅力。

栗平駅〜黒川駅のルートは以下の書籍にも掲載されています。

五月台駅栗平駅、黒川駅は小田急線でも多摩線なので、新百合ケ丘で「唐木田行き」に乗り換えます。

五月台駅に着いたら北口に出て、黄色い矢印のようなルートを行きます。ちなみに南口に野菜の直売所があること、後で知りました(残念!)。

意外と坂

しばらくは住宅地ですが、横に竹林があったり古民家があるなど、里山の雰囲気がいい感じです。

緑多め

左手に神社を見ながら歩きます。

住宅地の方が案外道がわかりづらいので、GPS(ヤマレコ とかYAMAP)を見ながら歩きます。

ここは左に

舗装路だけど見上げるとハイキングコース感

ようやく土の道が見えたと思ったら


間も無く住宅地の裏手に出ます。

意外とヤブ蚊が多い

自分の備忘録がわりに写真をアップしておきます。

意外と下ります

ちょっと進むと階段があるので上がり

柿畑の脇を通ると

振り返って撮影。川崎市、実は日本最古の甘柿、禅寺丸柿が発見されたところらしいです

五力田(ごりきだ)見晴らし公園に来ました。見晴らしがいいに違いないのでとりあえず登ります。

東屋から景色を見ているとヤブ蚊の大群に襲われました。虫除け必須でした(涙

丹沢方面でしょうか。確かに見晴らしが。富士山は見えないのかな

いったん下るのですが、また登ります。

ここから入ります

案内図に従って歩きます。

笹が茂ってよく見えませんが、一本道だから迷わないと思います

右は稲城市。都県境の尾根道を歩いているのです。

ちなみにこの出口をトラックが塞いでいました。ギリギリ隙間から通れましたが

フェンスで囲まれている感じがなんともではありますが。眺めは良さそうなのでもう少し天気が良かったらなあ。この先すぐ住宅地になります。栗平駅まであと数百mくらい。トンネルを抜けて少し歩いたら

栗平駅です。駅前にスーパー、ドラッグストア、コンビニ、カフェ、などあります。駅前は広々していてベンチもたくさんあるので、ここでお昼やおやつでも。駅のトイレは構内なので、トイレはスーパーで買い物ついでにお借りしました。

屋根の形は栗なのかしら

駅を通り抜けて南口に出ます。道がちょっと複雑だったので、ここでもGPS頼りに歩きます。階段を降りて住宅街を抜けます。

また階段を下ります。

広い道路に出ます。

次のルートは桐光学園の裏を歩きます。

この通りに行ってしまうと正門に行ってしまうので、裏手を目指します

このお寺のところ脇道に入り

体育館かと思いました

さらにお寺の門の前を抜けると

開けたところに。目の前は畑、先の丘陵には住宅地が広がります

コスモスの綺麗な畑の反対側には柑橘の果樹園が。川崎市でもまだこのような農村の風景があるのですね。しばらく行くと幼稚園があります。すでに園児は帰宅したのか、ヒツジさんが職員さんにお世話されていました。

幼稚園を抜けてしばらく歩くと三叉路に。右の方に向かえば

緑道への入り口。ここは「栗木山王山特別緑地保全地区」のようです。

少し歩くと

丹沢方面がよく見えました。うれしい。ここで地元の人とすれ違い、ちょっとお話ししました。天気が良いと富士山も見えるんですって。少し前には紫金山・アトラス彗星を観測している方もいらしたそうで、確かに見えそうな場所だけど三脚立てるのは大変そうかも。

桐光学園の裏手はススキが生えていました。

紅葉したらきれいかもしれません。下の写真は振り返って撮影しました。ここで階段を降りてトイレのある真光寺公園に行ってもいいのですが、この時は黒川青少年野外活動センターのそばを通って黒川駅に向かいました。

下の写真のあたりにあずまやがありますので一休みできます。

が、この時はヤブ蚊が多くて早々に立ち去りました(涙

階段を降りて

右手に工場(?)のある道を行き

ちょっとぶれてしまいました

この道標が出てきたらフェンスの向こう側は黒川青少年野外活動センター川崎市の青少年団体しか利用はできないのですが、トイレはお借りできそうです。

ここからも入れるのかもしれませんが

散策路はセンターの裏になるのでしょうか。

裏口っぽい感じもしますが

車道に出ました。

この道をまっすぐ進めば黒川駅前。黒川駅から徒歩10分くらいのところに大きな農産物直売所、セレサモスがあります。が、営業時間は15時までなので要注意です。

 

このルートは緑が多い尾根道がメインですが、標高差はあまりなく、のんびり散策できて癒されました。我が家からは少し遠いものの半休が取れれば日没までにゴールできそうなので、晩御飯の野菜などの購入も兼ねてまた来てみたいところです。

 ✳︎ コース内のスポット ✳︎ ・トイレ:駅と真光寺公園、黒川青少年屋外活動センター、
(今回のルートから少し離れますが)川崎フロンターレグラウンド
・スーパーやコンビニ:基本的に各駅前のみと考えた方が良いです
・農産物直売所:五月台駅前、黒川駅近く

 

ちなみに小田急沿線自然ふれあい歩道に全ルート踏破なさった方(すごい!)のブログがありました。こちらの記事も参考にさせていただきました。

meseta.muragon.com

 

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津久井浜駅から三浦富士、砲台山、武山で展望とみかん:初心者の関東近郊半日ハイキング

三浦半島武山は低いし多くが舗装路歩きだけど、その分ハードルが低くてアラ還の初心者にも優しいコース。畑の中をのんびり歩けて、時折海や遠くのやまなみが見えていいコースです。秋〜冬にかけてはみかん狩りも楽しめて、子供連れにも好評でした。

帰りは農産物のお土産をたくさん買いたくなるのでリュックはちょっと大き目がいいかも。時間があれば三崎港まで足を伸ばしてマグロを堪能しても。このコースは標高も低くて夏場は暑いので、みかん目当てでなくても秋から春に歩くのが良いと思います。

武山のハイキングコースは「東京発 半日ゆるゆる登山」に掲載されていますが、今回ご紹介のルートは少しだけ違います。(試し読みできるページに武山の記事がありますよ)

こちらも石丸哲也さんの本ですが、今回のルートは地図の説明が詳しいこの本を参考にしました。こちらも試し読みできますが、武山のページは実際の本で見てくださいね。

私が歩いた時はこんなルートで歩きました。農道のような道がたくさんあるので、少しわかりにくい場所もあるかもしれません。私はGPSアプリ頼み(YAMAPやヤマレコ )で歩きました。

地理院地図Vector(試験公開)を加工して作成。またもや手書きでルートがプルプル

津久井浜は京急線の駅。東京の西の方にあるわが家には縁遠い路線ですが、海の方を走るイメージにワクワクしながら乗ります。

駅を出てしばらく川沿いを歩いたら、みかんとキャベツの畑が。畑の中を歩くのもいいものだなあと思いながらのんびり進みました。

青空にみかんのオレンジ色がきれいでした

しばらくは舗装路歩きでも、海や畑を見ながらのハイキング、ちょっとウキウキでした。

海が光って見えます。遠くに見える山はどこかしら?

観光農園では一年中収穫体験できそうです。ただ、お芋掘ったあとに山歩く元気はあるかな、なんて(多分しないので余計な心配)。イチゴ狩りなら大丈夫かな。

みかん以外にもいろいろと収穫が楽しめる観光農園

遠くの山や、伊豆諸島と思われる島が見えたりして、低いのに展望がきくのですね。

富士山らしきものが見えた気も(気のせい?)

三浦富士の山頂には石碑がたくさん。富士山信仰に由来するものらしいです。眺めは良いのですが大人数だと休憩も大変かも、と思うようなコンパクトな山頂でした。三角点もあるそうですがこの時は見つけられませんでした。

三浦富士から30分ほど歩くと砲台山。昭和時代に海軍が砲台を作ったそうで、由来がわからない遺構がところどころにあります。

砲台山は今回のルートで一番高いところのようで、標高は204mです。展望があるわけでもないので休憩せずに先に進みました。

砲台跡の砲台山

と言っても砲台山からゆるゆるスピードで20分ほど歩けば武山です。最初はいかつい施設が見えて

何かの施設だと思うのですが

ところどころ手書きの看板なども出てくると山頂のようです。

杖にルビがふってあって親切

山頂は水洗のきれいなトイレがあって、展望台にベンチなどもあります。私が行った時はここでお昼にしました。のんびりできるいいところです。売店はなかったと思うので、お昼やおやつ、飲料は持参したほうが良いと思います。(トイレに水道はありますが)

また、山頂には雰囲気の良いお寺もありました。武山不動院というそうです。

木彫りの巧みさに見惚れつつお参りして

武山不動尊ツツジの名所らしく、春に歩くのも楽しそうです。また、お不動様を祀るお寺なので28日はお不動様の日になります。特に1月28日は初不動となり、多くの出店で賑わうそうですので、この時に来てもいいかもしれません。

お昼休憩でのんびりしたら下ります。途中、ロープがあるところも。

ロープは使わなくても大丈夫とは思います。無料の画像ソフトだとモザイクが使えず(汗

そのあとは、また舗装路歩き。とはいえこちらにもみかん園や野菜などの直売所があるのが楽しいです。三浦半島なので野菜は大根やキャベツなどがメインでした。みかんもですがちょっと重さがあり、持ち帰りが悩ましいです。

そして駅までのんびり歩いてゴール。私が行った時は歩いた時間は3時間程度(休憩は含まず)でした。

なお、お隣の三浦海岸駅では2〜3月に三浦海岸桜祭りが開催され、駅前に産直のお店が出るそうです。さらに三浦海岸駅から徒歩25分程度の小松が池公園までの道は河津桜の並木もあるそう(「駅から山登り 関東55コース」の情報より)。

ちょっと遠くなりますが、来年の春に武山を歩くなら、三浦海岸駅ゴールにして桜を楽しむのもいいかも、とも思いました。

 

 ✳︎ コース内のスポット ✳︎ ・トイレ:駅と武山山頂付近(山頂のトイレも水洗です)
・スーパーやコンビニ:基本的に駅前のみと考えた方が良いです
・農産物直売所:ルート内に点在しています

 

 

 

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記事が消えたと思ったら復活できた話:はてなブログ

実は、以前公開した以下の記事、全文が消えてしまったことがあります。

kumamori-hike.com

まあ、実際は自分で消しているはずなのですが。

先月よりこのブログを始めましたが、ずっと前にはYahoo!ブログで日記のようなことをつらつら書いていました。この時はhtmlやCSSの知識など何もなくても(今もないですが)文章を書き写真を貼るだけで、バックアップという素晴らしい機能もなかった気が(記憶違いかもしれませんが)。その分カスタマイズも限られていましたけどね。

今回、はてなブログでブログを立ち上げるにあたっては、本当に色々な方の記事を参考にしました。今回は以下を参考に、バックアップにさかのぼって復活できました。

blog-school.hatenadiary.com

会社の業務の話になりますが、今年からブログなどの担当になりWordPressを使うようになりました。個人的なブログ運営でグーグルアナリティクスやアフィリエイトなども含めて挑戦して、みなさんのお知恵が詰まった記事も拝見しながら勉強していきたいと思います。(アラ還の勉強はすぐ忘れちゃうことも多くなかなか大変ですが)

内容に関係ないのですが、写真がないと寂しいかな、って思って

学んだことも記事にアップして、参考になった記事もご紹介、というか自分の備忘録的にリンクさせていただけたらと思います。

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ハイキングの交通費問題:公共交通機関のお得な切符(小田急・京王線編)

私がハイキングや登山に行くときはほぼ100%公共交通機関利用です。ペーパードライバーでもあり、下山後の一杯(ビール)が楽しみですから。

でも交通費、結構な出費ですよね。アラ還は再雇用になれば給料も下がり(涙)。そこでお得に電車やバスに乗れる方法、自分の備忘録がわりにアップします。今回はハイキングの時一番よく使っている小田急線と京王線。丹沢も高尾もそんなに遠くなく、実は今までお得な切符を活用していなかったのですが…。

丹沢の表尾根。フリーパスの存在を知らずに普通運賃で行きました。しかも家族で(涙

 

小田急:丹沢方面なら間違いない「丹沢・大山フリーパス」

丹沢・大山フリーパスは2種類あります。

Aキップ:大山ケーブルカー小田急(指定区間)、神奈川中央バス(指定区間

Bキップ:小田急(指定区間)、駅から登山口までの神奈川中央バス(指定区間

登山者はBキップでしょうか。私の大山デビューはAキップでケーブルカーの力を借りました。Aキップで丹沢デビューもいいかもしれません。

塔ノ岳(大倉尾根⬆️表尾根⬇️)なら、新宿からは1560円と660円安い(発駅で異なる)こと、知らなかった…。ヤビツ峠や大倉の路線以外にも、低山ハイクの登山口がある七沢・広沢寺エリアの路線も使えるそう。ネット購入可もありがたいです。

さらに優待特典が使える施設もたくさんあるみたい。私はサンクトガーレンクラフトビール)のサイズアップ優待と本厚木ミロードのサッポロライオン5%引きと鶴巻温泉の弘法の湯200円引きが気になっています。

大山のこま参道や宿坊でも使えるお店が多いので、フリーパスを利用する時は事前に優待施設をチェックしておかなくちゃと思います。

箱根フリーパスは2日間有効の場合、新宿からで大人6100円。金時山などに行くのに箱根湯本経由(急行など)で片道2101円(交通系IC利用)なので、日帰り登山に使うにはちょっとお高いでしょうか。泊まりで温泉なども楽しむならいいのかもしれません。

 

山と渓谷社の「ハイキング案内」、大好きなシリーズです。山歩きだけでなく歴史から観光までわかり、装丁もすてきです。

京王:高尾山に行くなら普通運賃でJRより安いのに、さらにお得な切符も

高尾方面に行く人には、もはや常識らしいのですが、新宿から高尾駅高尾山口駅まで京王線を使えば、京王線はJRより安いのです。ざっくり検索してみたら往復で300円以上安くなる区間も。一方、京王線にメリットのない地域もあります。試しに南武線谷保駅で検索したら、JRの方が安そうです。

また、吉祥寺以西の中央線沿線も高尾駅までJRの方が安そうです。と最初に書いたのですが調べたら国立までは京王線の方が安かったです。ただしその分時間はかかるので、懐具合や乗り換えの面倒もOKなど、状況に応じて、でしょうか。

高尾山でケーブルカーかリフトに乗るなら「高尾山きっぷ」。ケーブルカーかリフトは片道でもいいそうです。

運賃表はこちら(pdfです)

大人の運賃で通常購入時とどれだけ違うか計算しました(計算違いがあったらすみません)。京王線での通常運賃と比べ、300円くらいお得になりそう(なのでJRを使った場合と比べたらもっと安くなるということですね)。

JRで高尾駅にきて京王線高尾山口駅までしか使わない人でも、片道ケーブルカーかリフト利用なら、2割引が適用されるのはありがたいです。滅多にないとはいえケーブルカーを使うときには活用したいです。

京王線のおとくなきっぷは基本的に当日券売機購入らしいのですが、高尾山きっぷはデジタルきっぷもあり、事前購入してQRコードで乗車できるそうです。(デジタルきっぷのリンク先はpdfです)

また、平日に往復ケーブルカー(リフト)利用で高尾山温泉に入るなら「平日高尾山湯ったりきっぷ」もありますが…ケーブルカーなしの温泉セットがあればうれしいなあ(平日高尾山湯ったりきっぷのリンク先もpdfです)。

そのほかの京王線のお得な切符はこちらから。

www.keio.co.jp

ハイキングでよく使う小田急線と京王線について、今回調べたら(今さらでお恥ずかしいですが)思った以上にお得なきっぷがあることに気づきました。これから活用して交通費を抑えていきたいです。

また、他の鉄道会社についても今後調べたり、今まで使ったことのあるお得なきっぷについてご紹介していければと思います。

 

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