アラ還女子のゆるゆるハイキング 主に関東近郊

いろいろあるけどすきを見て山を歩いています

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滝山丘陵から東京唯一の道の駅:初心者の半日ハイキング(八王子駅からバスで)

今回のコースは八王子市の滝山丘陵。道の駅への立ち寄りも楽しみなルートです。

八王子乗馬クラブ近くの紅葉。実は富士山が見えています



JR中央線八王子駅からバスに乗る必要があるのですが、ゴールは東京唯一の道の駅「道の駅八王子滝山」。週末は駐車場に入る車が渋滞していますが、徒歩なら渋滞を尻目にらくらくお買い物ができる大好きなコースです。

地理院地図Vector|国土地理院を加工して作成。ルートはラフな手書きです)

上記のルートなら1時間〜1時間半程度で歩けると思います。今回、道の駅をゴールにしましたが、道の駅スタートにしてお弁当や飲み物を購入して滝山城でお昼も楽しいと思います。

東京都で「かたらいの路(みち)〜滝山コース〜」として整備されているコースのほんの一部になります。

 

まず京王八王子駅JR八王子駅北口から秋川駅行き・サマーランド行き・戸吹行き・戸吹スポーツ公園行きバスに乗り、「滝山城址下」バス停でおります。

この看板が目印

 

この奥は急坂。右手でしいたけを販売していることもあります

道標が整備された道をゆくと二の丸に。こちらに水洗トイレと水道はありますが、飲料自販機はありません。

奥に見える建物はかつての国民宿舎らしいです

建物の右側に行くと多摩川方面の展望がひらけています。

春は桜もきれいです。4月初旬には桜まつりも開催されますので、行く前には最新情報をチェックするといいですよ

道標がたくさんあってわかりやすいです

古峯ヶ原(こぶがはら)園地に向かって歩きます。このあたり、四季折々の野の花が楽しめます。タマノカンアオイジュウニヒトエナンバンギセルなどなど。

ツツジもきれい。写真の左側は曲輪あと、右側はかつてため池だったそう

ゆるやかな道を行くと古峯ヶ原(こぶがはら)園地に。ベンチなどがありますが、夏場はヤブっぽいかもしれません。

古峯ヶ原の看板

この看板が見えたら左手に道があります。ここを下ると少林寺というお寺の前を通り、お地蔵様が見えたら目の前に道路があります。

振り返って撮影しました

横断歩道を渡って少し進むと小さい川が見えます。この谷地川ぞいに遊歩道がありますので、道の駅に行くには左側(東側)に向かって歩きます。

川沿いは風も爽やか

道の駅に近づいたら川の南側を歩くと道の駅にすんなり入れます。川沿いを行くと、裏手に入り口があります。

川の北側をずっと行ってしまうと道の駅に入れないので要注意です (地理院地図Vector国土地理院を加工して作成)

イスとテーブルのあるテラス席から道の駅に入ることができます。

裏手から道の駅に入り、振り返ったカット。イスとテーブルのテラス席もたくさんの人でした

www.michinoeki-hachioji.net

パスタやお蕎麦のいただけるフードコートや、お弁当の販売もありますのでここでお昼にしても。

地場野菜なども購入できますよ

道の駅で買い物をしたら「道の駅八王子滝山入口」バス停から八王子駅から帰ることができます。いろいろと買いたいものが多くて、帰りはたいていリュックがパンパン。

 

 

なお、今回のルート、JR中央線日野駅から「宇津木台」行きのバスでアプローチすることもできますよ。終点より少し手前の「宇津木台中央バス停」で下車すれば、近くのスーパー(アルプス)でおやつなどが購入できます。入り口の目印はここも緑色の看板です。

f:id:kumamori_hike:20241005113631j:image

 

国道16号「八王子車検場」の信号の横断歩道を渡れば、左手遠くに緑色の看板が見えます。

このコースは最初に紹介したコースより少し長いですが、私の足(遅め)なら2時間くらいです。滝山城まで行ったら丘陵を降り、川沿いの道から道の駅に向かうこともできます。

滝山城から来た道を戻って、「古峯ヶ原園地」から丘陵を下る道に出てもいいと思います。

日本山岳会のHPには八王子駅日野駅からのバス便についての詳しい情報があります。

 

これからの紅葉時期、色づいた雑木林を歩くのも楽しみなルートです。

 

滝山丘陵はこの本の最初に紹介されています。この本によればルートの一部は八王子乗馬クラブのクロスカントリーコースにもなっているらしく、お馬さんに会えることもあるらしいです。私は一度もお目にかかれていなくて残念。

 

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今まで参考にしてきた書籍:ノウハウや、東京近郊のハイキング

はじめに

本ブログの参考文献をまとめて置いていこうと思います。山も好きですが本も好きなので、気がついたら山関連の書籍で本棚がいっぱいになってしまいました。書籍に興味のない方はスルーしていただければ…。随時追加していきます。

また、書籍の内容は発刊当時の情報で、現在は状況が異なる場合が多々あります。特にマイカー規制など交通状況は昔より今の方が厳しいと考えた方が良さそう。バス便も昨今の人手不足で減便されている場合が多いです。

山のノウハウ

別冊ランドネ 山登りのABC

ハイキングを始めた頃参考にしたのが「山登りのABC」。カラーのムック本で内容は入門者向け、私にも読みやすかった本です。ウェアのコーディネートから装備、エマージェンシー集まで情報が網羅されている印象です。発刊当時は山ガール全盛期だったようで、ウェアやリュックのカラーリングなどに流行を感じます。

この本で紹介されている八ヶ岳天狗岳、最初読んだときは絶対行けない!と思っていました。それがその数年後に登頂できた時には感動したものです。

一歩ずつの山歩き入門

山スカートを広めた四角友里さんの本。体力がなかったという四角さんの体験談は私にはとても参考になりました。体力がない分軽量化したり道具に頼る、という考え方や、パッキングのノウハウなど、とても役立ちました。キャプションの字が小さいのがアラ還には辛いところ(笑

悩んだときは山に行け!女子のための登山入門

まんがなので読みやすいです。鈴木みきさんの経験も踏まえた内容は本当にためになりました。鈴木さんが大好きすぎて、ほとんどの書籍は持っています。以前高尾山の599ミュージアム(だったかな)に鈴木書店としてブースを出していたとき、その場で新刊を購入しただけでなく、家の本も持参して無理矢理サインさせてしまったことも。(すっっっごくかわいいかたでした!)

noteのmagazine、今月の入会では読み放題プランが無料になるらしいですよ。ファンなら見逃せないです。私も入会を迷っています。

丘陵・山の情報(関東近郊)

ヤマケイ新書 東京発半日ゆるゆる登山

この本は、山手線内のターミナル駅から半日で帰ってこれる50のルートを紹介しています。山手線内の日比谷公園から陣馬山までバリエーション豊富ですが、多摩100山よりハードルが低いルートも多いです。ハイキングのアイデア帳のように眺めるのが楽しい本ですが、本文はモノクロで地図は小さな手書きなので、別の書籍などで詳細情報を入手する方が良さそうです。以下から試し読みができますよ。

ヤマケイアルペンガイドNEXT 駅から山登り関東関東55コース

公共交通機関での移動の多い私にとってこの本は心強い本。遠くの山はさすがにまだですが、半分以上は歩いたと思います。この本も試し読みできます。

東京近郊ミニハイク

東京周辺ヒルトップ散歩

以下2冊の本も公共交通機関利用者にやさしい本。編集者の若菜晃子(あきこ)さんによる書籍は写真や紙質、デザインや装丁にもこだわりが感じられて、電子書籍ではなくぜひ実物をお手にとっていただきたいです。2冊ともカメラマンは羽金知美さん。どうしたらこのように自然の美しさをきれいに引き出せるのかと思う写真、眺めているだけで癒されます。

東京近郊ミニハイクのp.126の下の方に、とてもいい文章があるんです。

山はいつも近くにあって、行こうと思えばいつでも行けて、行けば必ずいいことがあります

私も、本当にそう思います。

改訂新版 東京周辺の山

登山をするようになってから、参考にすることが多かった本です。ずっと図書館で借りていたのですが、あまりに使用頻度が高く購入しました。まさに百科事典のように利用している本です。

丘陵・山の情報(多摩地区)

多摩100山

東京の里山歩きで参考にしたのが「多摩100山」です。標高100mに満たない山から始まるので、体力のない人でも歩けるコースがたくさんです。ただ、最後の方は蕎麦粒山や酉谷山など、私の力量ではいまだに歩けない山が…(笑)

 

小沢城などの情報が掲載されています。

kumamori-hike.com

新 多摩丘陵自然ふれあい散歩道

多摩丘陵にあるハイキングコースだけでなく、団地建設や宅地化で細切れになった丘陵をつないで歩くルートも多く紹介されている本。舗装路歩きも多い分アップダウンも少なめで、初心者に優しいルートが多いです。

もう一つの特徴は四季折々の草花の紹介が充実しているところ。「多摩丘陵の花」という索引では開花時期別に植物が掲載されています。発行は2012年なので東京都立大学首都大学東京の表記に。出版社では絶版なのか、Amazonでは古書が入手可能ですよ。

武蔵野ときめきWALK2 多摩南部編

以下は1993年発行、30年以上前の本で絶版のようですが、古本で購入できます。情報は古いものの、かつては陣場山に山小屋があったなど昔の情報を見るのが楽しくて、いまだに手元に置いています。

今のところはこのような本を参考にブログ記事を書いています。また追加したらアップしますね。

 

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ソロは危ない?アラ還女子の登山事情(私の場合)

はじめに

登山では、なるべく単独行動は避けるようにと言われます。遭難しても気づかれにくく、対処も自分一人でしなくてはいけないとか、パーティ(グループ)なら装備を分担できるけど単独はすべて担がなくちゃならないとか、単独の女性はいろいろ狙われやすいとか、判断が必要な局面も全て一人で考える必要がある…などなど。

それはわかっているものの、あいにく友人が少なすぎる(涙)私は、ソロ(単独)で里山ハイキングをスタート。今では初心者向けコースの登山もしていますが、ほとんど単独行です。だからこそソロの危険性を認識して、安全ハイキングのため、私が普段心がけていることを記しますね。この記事がどなたかのご参考になれば幸いです。

なおこの記事は、あくまでも私の経験によるものです。皆さまが単独でハイキングをする場合は最新情報を入手していただき、自己責任でお願いしたいです(厳しい話になってしまいますが、山は自己責任の世界なんです)。

奥に見える穂高の山々は本格登山の世界。でも上高地のハイキングならアラ還の私でも楽しめました

 

無理をしないコース選び

以前以下の記事でご紹介したように、

kumamori-hike.com

散歩からハイキング、登山にステップアップした私は、ハイキングを始めた頃には自治体などが管理している自然歩道や遊歩道、都立公園などしっかり整備されている場所を歩いていました。その一部を以下のような記事としてアップしています(今後も追加していきたいと思います)。

kumamori-hike.com

kumamori-hike.com

kumamori-hike.com

これらのコースは今もトレーニングを兼ねて歩いています。公園内のように整備されたコースですから散歩がてら歩く人も多く、何かあってもすぐ市街地に戻ることができるので安心。アラ還のソロハイキングに無理は禁物です。

また、山歩き(登山)の際もなるべく人の多いエリアを選ぶようにしています。高尾山は絶対混むなぁと思いつつ、人気(ひとけ)のない山もリスクが高いもの。なにせ遭難は多くの方にご迷惑をおかけしますから、絶対にしたくないのです。

事前の計画は大事

上記の記事で紹介のルートはどれも初心者向けですが、日没前(できれば1〜2時間前)のゴールを心がけたいものです。短くて簡単なルートとはいえ事前にYAMAPやヤマレコで計画を作れば安心。里山ハイキングの計画はヤマレコの方が立てやすい気がします。(東村山市の八国山、YAMAPでは東村山駅からの計画が立てられませんでした)

実はナイトハイクで夜景を見るのもきれいなのですが、それはスキルが向上してから。

歩くコースは必ず家族と共有

また、上記ご紹介のルートはご近所さんの散歩レベルとはいえ、YAMAPやヤマレコで作った計画は家族に行程を知らせたいものです。道迷いの心配はほとんどないかもしれませんが、遭難の要因は心臓疾患や脳卒中などの病気も多いらしく。これは里山ハイキングであっても同様のリスクですよね。特にアラ還は心配が増えていくお年頃…。

また、里山ハイキングでは登山届は不要かもしれませんが、最低限家族に行き先(スタートとゴール、できれば時間も)は知らせたいです。私は里山ハイキングでも行程中はYAMAPやヤマレコを起動して、GPSでルートを記録すると同時に家族に通知が行くよう設定しています。そのため、極力機内モードは使わず携帯の電波が届くようにしておきたいです(バッテリーが心配で機内モードにしてしまうことも多いのですが)。

もちろん、予備のバッテリーは常に持ち歩いています。今はダイソーで購入したものなので、いずれ買い換えたいなと思っています。

 

もちろん、ステップアップして登山をするようになったら、絶対に絶対に(大事なことなので2回)登山届を家族と警察(登山口などにポストがあることが多いです)に提出しないとです。なぜなら、県によっては登山届の提出義務があり、全国では7割、栃木県ではなんと遭難者の8割は登山届けを出していないというデータもあるからです。遭難ダメ絶対、です。警察への登山届提出はネットでできるところも多いですよ。

例として東京都と埼玉県の警察へのリンクを置いておきます。

www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp

www.police.pref.saitama.lg.jp

 

 

自然界の生き物にも注意

また、里山ハイキングでも危険動物には要注意です。実は近年、東京都でも町田市、八王子市、青梅市などでもクマの目撃情報が頻発しています。

梅丘陵ハイキングコースでも注意喚起が。ちなみに永山ハイキングコースはトレイルというより公園の遊歩道のようなところです。油断できませんね

計画時には以下のサイトで事前にチェックして、クマ鈴などの持参も検討したいものです。9月30日に高尾山の6号路で目撃されたようですよ。油断禁物!

www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp

その前にも、あきる野市の民家にクマが出没したというニュースもありましたね。

www.tokyo-np.co.jp

少しでも熊の出そうなエリアでは、熊鈴持参が無難かもしれません。

また、これも合いたくないのが蜂、特にスズメバチです。特に今くらいの時期(9〜10月)は攻撃的になるらしく…。山に入るときはスズメバチを刺激しない服装で。黒っぽい服、化粧品の匂いは避けた方が良いそうですよ(下のリンクを参考に)。見かけたら刺激しないようそっと立ち去るのが良いそうです(汗

www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp

八王子あたりだと猪(突進)やサル(攻撃されたり食料取られたり)も出没するようで、注意が必要です。といっても正直どう注意したらいいのでしょうか(逃げる?)。

里山ハイキングでも装備は大事

私の場合、午前出社して午後の半休でハイキングに向かうことも多く、出勤時のリュックに忍ばせることができるよう、以下の装備などを準備しています。

・最低限の救急セット(飲み薬、湿布薬や虫刺され薬などの外用薬、テーピングなど)

・地図や登山アプリ(スマホ):道迷い防止に必須。

・小さいLEDライトと予備の電池:万が一暗くなっても安心なように。ヘッドライトがベストですが、最低限キーホルダー式の小さいライトをリュックにつけて

・ストック:私の場合は膝の調子次第で

・レインウェアや傘:天候次第で。レインウェアは防寒着にもなりますよ

・防寒具:気候次第で。明らかに雨が降らないような時などは撥水性のあるウィンドブレーカーと傘を持参してレインウェアを省略することも

・食べ物、飲み物:実は、意外と途中で買えない時も多いので

・着替え:帰りにお風呂に立ち寄りたい時だけでなく、汗をかきすぎた時にも。実は私は夏に下山後のバスの冷房で冷えすぎたことがあり、ほぼ毎回持ち歩いています。

・服装:速乾性のウェア:里山ハイキングなら登山用でなくても、職場で浮かないユニクロなどでも。男性ならさだ社長のスーツもいいかもしれませんね。

・靴:里山ならランニングシューズやウォーキングシューズでも。午前中仕事ならなるべく歩きやすくてオフィスでも浮かないデザインで。私は足の調子次第では登山靴の時もあります。とにかく安全第一。さだ社長クラスなら革靴で大丈夫です。

・ストック:私は膝の故障が完全に治っていないので、調子次第で。

救急セットとLEDライトは、東日本大震災の経験から通勤時は常に持ち歩いています。

知らない人(特に男性)に付きまとわれる(?)

アラ還とはいえ女子であれば避けたい事象ですが、実はあまり経験がなくて。モテないからでしょうか(汗)。年齢が私よりも上の女性からチョコやクマ鈴、らっきょうなどをいただり、話しかけられることは多いのですけれどね。個人的には人との触れ合いは嫌いではないものの、相性もありますし(自分語りの長いおじさんとかは、ね)。

(あと、先ほどX(旧Twitter)によれば高尾山に露出する方が出たらしいので、人が多くても注意は必要みたいですが)

なるべく人の多いルートを歩くようにしているのは、このようなリスクを避けたいということもあります。

以上に思いつくまま記載してみましたが、また思い出したら書き足したいと思います。

 

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東村山で志村けんからの八国山緑地、そして多摩湖まで:初心者の半日ハイキング

私がハイキングを始めたころよく行った場所に、八国山緑地があります。東京都立の公園ではありますが、ハイキング気分で歩けるところです。今でも、半休がとれたり、ちょっと時間ができたらふらっといくことが多いのです。

sayamaparks.com

 

今回ご紹介するのは東村山駅から多摩湖駅まで、里山から湖の景色まで楽しめるルートです。健脚なら、そのさらに西の狭山湖までつないで歩いていくこともできますよ。

距離は6キロ弱、歩くスピードが標準的な方なら1時間半~2時間くらいで歩けると思います(地理院地図Vector(試験公開)を加工して作成。ルートはラフな手書きです)

全く同じルートではありませんが、書籍「駅から山登り関東55コース」でも紹介されているコースです。以下のリンクから試し読みもできますよ。

 

八国山は埼玉県所沢市と東京都東村山市の境目にあります。東村山市のホームページ内、てくてく1日コースでは西武鉄道新宿線国分寺線の駅、東村山駅西口からスタートですが…

2021年に行った時にはすでに銅像ができていました

志村けんさんの銅像は東口。志村さんにお会いするなら東村山駅東口におりたいです。子供の頃に東村山音頭をリアルタイムで観ていたアラ還世代ならやはりここは押さえたいスポットです(私だけでしょうか)。

アイーン

なので途中一度線路を渡って西口側に戻る必要があります。地図で踏切位置を確認しておくといいですよ。

志村さんさんもコロナがなければ今でもテレビでたくさんの人を笑わせていたのでしょうか。「変なおじさん【完全版】」は最初の一部分が試し読みできますよ。

 

 

駅前にはコンビニなどの商店が多いので、飲み物やおやつなどを購入してから出発しても。八国山までは住宅地歩き。途中お寺にお参りしたりパン屋さんをのぞいたりしながら歩きます。

殿さまクリームパン!ここで買うつもりで午後半休で来たら、売り切れていたことも(涙

八国山緑地への入り口はたくさんあるのですが、この時は東の端まで行ってから入りました。トイレも何箇所かあるので安心です。もちろん水道もありますよ。

入り口の地図

アップダウンのほとんどないトレイルを歩きます。途中戦国武将ゆかりの石碑も。

新田義貞ゆかりの将軍塚。群馬から鎌倉に向かう途中、この付近を通ったそう

近隣の方の散歩コースでもあるようで、安心して歩けます。ただ、公園とはいえ街灯はなさそうなので、やはり明るい時に歩いたほうが安全と思います。

雑木林の道

里山の雰囲気にひたりつつ、東端の入口からのんびり歩いて30〜40分で西の出口に。

出口。振り返って撮影

このあとはさらに西に向かって車道沿い(歩道があったと思います)を2〜3分ほど歩くと西武園駅です。余力があれば志村さんが「庭先ゃ多摩湖」と歌っていた多摩湖まで行きたいところ。500mくらいですので、歩きで10分程度でしょうか。帰りには多摩湖駅が利用できますが、このあたりの西武線はなかなか複雑なので要注意です。多摩湖駅や武蔵大和駅からは国分寺駅にアクセスできます。

 

多摩湖はなぜかいい天気の時に来れないのですが(涙)天気がいいときは富士山が見えるらしいですよ。

多摩湖

多摩湖周辺も狭山公園として整備されていますので、トイレなどの心配もなく安心して散策できます。

この地図は下が北を指しているのですね。さらにガッツがあれば公園内を歩いて一駅先の武蔵大和駅までいくこともできますよ

今は親のこともあり、遠くへの旅行はなかなか難しい私ですが、都内からも比較的近く(西武新宿駅から30分程度)ちょっとした旅行気分も味わえる、お気に入りのコースです。これからの時期は紅葉も楽しみですし、新緑の時期もきっときれいだと思うのです。

多摩湖駅から電車で一駅の西武園ゆうえんち駅の近くには、温泉ではないものの入浴施設があるのも魅力的です。

www.seibu-leisure.co.jp

 

こちらのお風呂、一度入ってみたいと思うのですが、足の遅い私は気づいたら晩御飯の準備の時間になってしまい、やむなく帰ることが多いです(涙)早く歩き始めればいいんですけどね。

 

なお、今回のルートからは少し外れますが、東村山市では毎年文化の日(11月3日)には「地蔵祭り」が開かれます。室町時代建立の正福寺地蔵堂、実は東京都では初めて登録された国宝です。また東京都では唯一の木造の国宝建造物でもあります。地蔵祭りの時には内部を公開していますので、ぜひ。

奥に見えるのが地蔵堂

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小沢城から多摩自然歩道:初心者の半日ハイキング(稲田堤駅から読売ランド前駅まで)

前回、私は手術をきっかけに散歩をするようになり、次第にハイキングに軸足を移したことを記事にしました。

kumamori-hike.com

ハイキングをはじめた頃に歩いた、川崎市にある小沢城から多摩自然歩道を通るコースは、体力のない私でものんびり楽しく歩けた思い出深い場所です。当時はほとんど城跡に行ったことがなかった私でしたが、何百年も前の遺構が残っていることにも感動したものです。

このルートは当時小田急の駅にあった小田急沿線自然ふれあい歩道のチラシで知りました(今は終了してしまったようで残念)。

私が歩いたルートは京王稲田堤駅から読売ランド前駅京王よみうりランド駅とは違うので注意)まで。その時の記録はほとんど残っていませんが、薄い記憶をもとにご紹介します。

 
地理院地図Vector(試験公開)を加工して作成。ルートはラフな手書きです

正確なルートについては、川崎市多摩区の地図が参考になると思います。以下のリンクを見ていただければ幸いです(pdfです)。

https://www.city.kawasaki.jp/250/cmsfiles/contents/0000055/55587/tama2-1.pdf

 

また、書籍「多摩100山」の一番最初に紹介されているのがこの小沢城。地勢や歴史含めわかりやすく説明されていますよ。ただし、2003年発刊の書籍で情報は変わっていることも。歩く場合は最新情報を調べてくださいね。

 

上記pdfの地図によれば5.5km、3時間半で歩けるようです。健脚向きとなっていますが、近所の方も散歩で歩くようなルート、私は京王稲田堤駅からよみうりランド駅まで歩きましたがショートカットもできそうです(のちに記載します)。

 

駅を出たら商店街を抜け住宅地に入り、旧三沢川という細い川に沿って歩くと「小沢城址緑地保全地区」と書かれた石碑が近くにある階段があります。ここがトレイルへの入り口。しばらく歩くと防空壕跡があり、

防空壕までは行けないようでした

さらに歩くと小沢城址に。政令指定都市川崎市とは思えない、ちょっとした秘境感もあります。ほとんど城跡を歩いたことのなかった素人にはよくわからなかったのですが

この時は冬の1月、午後から歩き始めたのでした。

説明板がたくさんあり、勉強しながら歩けました。

ボランティアの方のご説明、ありがたいです

そのあとは一旦住宅地に出て、しばらくすると川崎市農業技術支援センターがあり、中のトイレも利用できます。私はこの時歩き始めが遅く、すでにしまっていて入れませんでした笑

途中疲れてしまったらこの川崎市農業技術支援センター近くにバス停もあり、バスで帰ることもできそうなので、体力に自信のない方にもオススメです。バス停の場所は以下のアクセス方法を参考にしていただければと思います。

www.city.kawasaki.jp

 

実は小沢城址からは京王よみうりランド駅まで行った方が早く帰れそうですが、少しわかりにくい道だった気もしますし、ネット情報では堀切を下ることになりそうなので、慣れないと歩きにくいかもしれません。

 

このあと、多摩自然遊歩道というトレイルに入るのですが、私は取り付きがわからず市街地を歩いて駅まで行ったのでした(なので写真なし)。当時は登山アプリをもっておらず、地図読みもできなかったのが悔やまれます。

次行く時はぜひ多摩自然遊歩道を歩きたいものです。先のPDFの情報では雑木林らしいので、紅葉の時期に歩きたいなと思います。

 

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山歩き、私のステップアップ遍歴 多摩丘陵から高尾山、富士山まで

といってもいまだに初心者で歩くのも遅いので大してステップアップはしていませんが、少しでも山歩きをはじめたい方のご参考になれば幸いです。

 

まずは近所の散歩から、多摩丘陵歩きに

山歩きのきっかけは、10年以上前に病気で手術をした際に、癒着防止で歩くことをお医者さんから勧められたことです。まずは近所の散歩からスタート、でも次第に飽きてきたため、東京の自宅から少し足を伸ばして鎌倉や横須賀などを歩くようになりました。

横須賀の猿島に行った時の写真ですが、前に映るのは知らないご家族(なので後ろ姿ですが念のため頭部は隠しました)

しかし考えたら近くの多摩地区、実は多くのハイキングコースがあることに気づきました。それで丘陵ハイキングをするようになったのです。例えば町田市や多摩市、日野市、神奈川では川崎市などの自治体のホームページではマップを見ることができますよ。

町田市ウォーキングマップについて/町田市ホームページ

多摩市ウォーキングマップ|多摩市公式ホームページ

ウォーキングマップで楽しく日野を歩きましょう|日野市公式ホームページ

川崎ウォーキングマップ

多摩市を通る多摩よこやまの道

どれも山歩きというより、住宅街とトレイル(里山などを歩くための道)が入り混じったルートでしたが、この時トレイル歩きの楽しさに気づいたのです。当時は仕事で一日中PCの前にいたこともあり、休日のトレイル歩きは目と心を休める貴重な時間になりました。アップダウンのないこのエリアの道を歩き続けることで、徐々に体力が付いてきた気がします。

以下は、当時参考にした書籍。両方とも私の好きな編集者、若菜晃子(あきこ)さんによる本です。東京近郊ミニハイクは試し読みもできますよ。

 

 

東京の山といったらやっぱり

そして鈍臭い私は遅まきながら気づくのです。東京には高尾山があることに。そして高尾山とその周辺の山々、また青梅線沿線の奥多摩の山々を歩くように。意図せず自然と歩く標高が上がっていきました。

高尾山もケーブルカーを使わずに1人で来ることができるように

高尾山は京王線高尾山口駅から登山口が近くアクセスは便利、しかも山頂には水洗トイレも水道も完備と、トレーニングにはもってこいの山。都民で本当によかったと思います。

ちょっと欲が出てきて最高峰

毎週歩いているとだんだん体力がついてくるものです。そんな時に仕事でお付き合いのあった方から「雲取山には珍しい三角点がある」と教えていただきました。そこで初めて、ソロで東京の最高峰にチャレンジ。這々の体でしたがなんとか日帰りで行くことができたのです。

 

雲取山の珍しい三角点。原三角点というらしいです

その後、家族と富士山に登頂することもできました。

富士山山頂は驚きの白さでした

一昨年前には膝を痛め、山歩きを諦めた時期もありましたが、今では高尾山くらいなら歩けるまでに復活しました。膝を痛めたことと復活したエピソードもいずれブログにアップできたらと思います。

今の目標はまた富士山や雲取山などを歩くことです!

 

 

 

 

 

巾着田の秋を歩く:飯能駅から奥武蔵自然歩道を楽しみながら(初心者の半日ハイキング)

現在、埼玉県日高市では巾着田曼珠沙華まつりが開催されています。

kinchakuda.com

 

9月27日時点では早咲きの一部エリアで4〜5分咲きとのことで、見込みでは9月末から10月はじめに満開らしいですよ。(10月4日現在見ごろらしいですよ)

巾着田と絡めたハイキングでは近くの日和田山に行くことが多いのですが、もっとゆるく歩ける、散歩に近いハイキングとして飯能駅から巾着田に向かう、奥武蔵自然歩道を7kmほど歩くルートをご紹介します。

巾着田の最寄駅は高麗駅ですが、電車の本数は飯能駅の方が多いですし、JR利用なら東飯能駅も利用できて便利です。(帰りは結局高麗駅を使うことになりますが)

飯能駅から巾着田までは歩きで2時間程度です。

 

西武鉄道のホームページからマップをダウンロードすることができます。

www.seiburailway.jp

 

私は奥武蔵登山詳細図を使っています。いわゆる「守屋地図」大好きマンです。

 

まずは飯能駅からスタート。

 

標高195mの天覧山を目指します。

街中に道標がたくさんあるのでわかりやすいですが、事前に登山アプリのYAMAPやヤマレコで地図をダウンロードしたり、予定ルートを引いておくと迷いにくいと思います。

観音寺というお寺の脇の坂を登るとあっというまに山頂に。

なお、山頂直下にトイレ(水洗!)がありますが、ここを逃すと巾着田までないので、できれば済ませておきたいです。

 

天気が良ければ富士山も見ることができますよ。

うっすらと見えているのですがわかるでしょうか

天覧山からは多峯主山(とうのすやま)へ行く人も多いのですが、巾着田に行くには道標の「高麗峠」を目指して歩きます。

https://www.seiburailway.jp/railways/hiking/okosama/koma/index.html のマップより

西武線のガードをくぐるとカインズがありますので、飲み物やおやつなどの購入もできますよ。地図を見たらマミーマートもありましたね。(今気づきました)

ゆるゆる歩けば高麗峠に。アップダウンはほとんどないので初心者でも安心です。

高麗峠にはベンチもあります

高麗峠から30分ほど歩くとドレミファ橋につきます。ドレミファ橋にを渡れば巾着田です。

https://www.seiburailway.jp/railways/hiking/okosama/koma/index.html のマップより。紫のルートではなく、薄緑の点線ルートのドレミファ橋経由で巾着田に。昨年は高麗峠からドレミファ橋のルートが通行止めでした。最新情報を調べてからがオススメです。

ヒガンバナの開花時期は入場料が必要です。今年は大人500円のようです。現金だけでなく、交通系ICも使えますよ。

巾着田に来たらたくさんの人が。

去年の様子です

会場内にはキッチンカーなども出店していますので、ここでお昼でもいいかもしれません。ただし、ベンチの数は限りがあるのでレジャーシートなどを持参しても。

昨年はキッチンカーなどの並ぶエリアに

レジャーシートをしいて楽しんでいる方もいらっしゃいました。

今年はまだ行っていないため状況は不明ですが、行く時はかさばらないシートを持っていきたいと思います。

ちなみに開花状況はライブカメラで確認できるようですよ。

巾着田から高麗駅までは街中歩きなので、道標通りで大丈夫。

だいたい20分くらいです。

歩く人もたくさんいますので迷う心配はほとんどないと思います。

駅までの道すがら、農家の方の直売野菜なども購入でき、駅近くには豆腐屋さんや自然食品のおみせなどもあり、楽しく歩けますよ。

体力に自信のある方は日和田山に行ってもいいかもしれません。

 

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